2002 AJSA SKATEBOARD CHAMPIONSHIPS 第3戦
INDEPENDENT SURVIVAL JAM

日時:6月22日(土)〜23日(日)
場所:2skates(福岡県久留米市)
種目:ストリート/プロ・アマ
主催:全日本スケートボード協会
特別協賛:Mハスコ・エンタ^プライズ
協賛:AJSA加盟各社・各店
協力:2 SKATES

AJSA史上最高得点・浦友和完全優勝! 3度目の正直・アマ戦は田中洋史

■7年の時を過ごし、近く移転を控えた現パークでの最後のAJSA戦は、涙と興奮が入り交じる一戦となった。毎度恒例の灼熱サバイバルの中、普段から同じような環境で滑っている3人がアマチュア上位を独占。多くの期待とプレッシャーのかかる状態で、ようやく優勝した田中は2年連続の2スケ大会2位と涙を飲んでいたが、今回は1点差の幸運を手に入れて、今まで大量に飲み続けた涙を大放出。念願のプロ権を獲得した。意外な事に地元九州勢の優勝は96年の藤武以来6年ぶり。
■上位3人が200点以上の得点を叩き出したハイレベルな決勝となったプロ戦では、1本目を失敗した最終走者の浦友和がノーミスで高難度のトリックを連発しパーフェクトとも言える269ポイントを獲得。2位には長い松葉杖の生活から復帰した橋本貴興が、普通なら優勝の208ポイントで相性の良さを見せた。
■早いもので今年も全6戦の3戦目までが終了し前半戦が終了した。海外へ遠征するスケーターの数も増え、今年は滑りの質に変化も見えてきた。ルール的に安全策を取り小粒の滑り傾向にあったアマ戦も、アグレッシブに攻めないと上位を狙えない時代に突入し、日本でプロ資格を取る為のスタイルはナンセンスになりつつある。大会とは点数で争う競技会である、しかしスケートボードに関しては点数を稼ぐスタイルよりも、自分を表現する場で有って欲しい。矛盾してしまうが順位なんて気にしないで思いっきり行こうよ。

(橋本・浦・紺野)


(江原・田中・前田)