■2003中部サーキット最終ランキング


■第3戦(9/14・B7 SKATEPARK)
2003年アマチュアア中部サーキットの最終戦は10月のアマチュア選手権の舞台となるB7で行われました。残暑と呼ぶには熱すぎる天候の中、雨に祟られる心配?も無く予選が定刻通りにスタート。
予選はローカル徳田克紀が流れるようなルーティンのなかにレールトリックを織り交ぜ1位通過。2位には名古屋のアップカマー加藤祐太郎が得意のキックフリップをピラミッドできれいにメイク。3位には岡山から参加の田中輝幸がハイスピードで果敢に攻め入選。4位には岐阜のベテランの西村博幸がビックなミュートシフティーをメイクし入選した。
決勝に入り、選手もルーティンを替え熱い戦いとなった。そのなかで優勝したのは名古屋の神戸泰人だった。予選ではだれも入らなかったB7名物皆殺しレールからルーティンスタートで会場を沸かせ、他選手があまり使わないセクションを果敢に攻めていた。2位には多彩な回し技を連発した小宮啓太が。3位には地元徳田が予選同様、レールトリックをラインに織り交ぜ入賞した。


これで地区サーキットも全て終了しアマチュアは全日本アマチュア選手権を残すのみとなったが、その全日本は今から非常に楽しみである。大会のために練習にきている選手もチラホラいるようだし、どんな素晴らしい60秒をみせてくれるのか・・・あの要塞パークB7で・・・。選手以外の人も会場に足を運んで見てほしい。すごいドラマが見れそうな予感がするので・・・。


■第2戦(7/13・すぽらんコジマ)
当にこの時期のアウトドアの大会は天気との戦いです。週間天気予報とにらめっこの選手も多かったと思うが、前日の予報では50%で雨。大会会場に向かう道中では、東京方面も名古屋方面も雨。半分諦めていたのだが現地につくとそこだけ降っていない。路面は若干濡れていたのだが、競技開始の頃には乾いて、半分諦めていたはずだがガッツのある精鋭17名でスタート。
予選では一人だけ脱落という、逆に過酷?な状況のなか、関東から参戦の本庄 飛龍がレールでの難易度の高い技を連発して見事に一位で予選突破。2位には同じく関東からの富永がスピードと安定感のあるすべりで会場を沸かせ2位通過。中部の山内 誉が回し、レールと果敢に攻め3位。4位には中部地区では上位入賞常連となってきた中西が安定した滑りをした。そして5位には青井”せんせい”宏文が練習の成果を発揮し上位での勝ち残り。
少しの休憩を取った後、16名での決勝スタート。1位には予選に続いて本庄 飛龍が初優勝。彼には是非全日本アマチュア選手権に出場してB7の皆殺しレールを攻めてもらいたい。2位には最近、精力的に動いている滋賀の山本 晴久が入賞。3位には富永 正が予選に続き安定したルーティンで入賞。4位に山内 誉、5位には堤 翔斗が続いた。
今回はエントリーが17名と非常に少なく残念であったが、中止にならずに大会ができたのは諦めずに会場に足を運んだ選手へのご褒美だったのかもしれない。表彰式後に降り出した雨がなんとも・・・・ほんとうによく無事に終わったものだなと・・・。中部サーキットも残り1戦。まだ会場は調整中だが、次回は選手もギャラリーもたくさんいるなかで開催したいものです。




■第1戦(5/11・ホリデーギア)

前日の天気予報では雨・・・。心配された中部サーキット開幕戦だったが、ポツポツと降っていた雨もスタート直前には止み、ヤル気と根性のある精鋭35名でスタート。
全体的に無難なルーティンを組む選手が多い中、大技小技を駆使して井上 直紀が予選トップ通過。2位には流れるようなルーティンで会場を湧かせた倉鹿野 隆之。3位には地元愛知の小宮 啓太が入った。そして続いて野田 星ニ、村松 真伍と入り10代の躍進が目立った予選だった。
予選の集計が終わった頃ポツリポツリと・・・無情の雨。3時間程の待機をしたが、雨は止まずに大会終了という結果に。そのまま予選の結果がリザルトという事に
なったのであるが、無難に予選を通過しにいった選手は痛い目にあった事だろう。空を見てルーティンを組むべきだったのでは?次回コースもアウトドアのパーク。今後のいい教訓になったのでは。しかし雨だけは選手にもスタッフにも本当にツライ。次回はいい天気を・・・。
最後にセクション移動等で手伝ってくれた大勢の選手のみなさんありがとうございました。