浦友和&立本和樹がガチンコ勝負!スケートボードってヤッパリ凄い!

■台風一過の晴天の中、関西地区での開催は様々な事情で7年ぶりと久々のチャンピオンシップ第4戦。地元の関西勢を中心にランキング上位を狙う刺客が集まった。コースは広いスペースに米国スケートウェーブ社のセクションが置かれ、外周をレールやマニュアルが囲む教科書に出てくるような模範的な配置、基本的な実力&安定感に加え、上位を目指すなら自己演出能力が要求される。







■決勝に進出した8名は全員がプロという波乱の無かった準決勝を終えて、やはり浦友和と立本和樹の2人の滑りに注目が集まった。決勝のカットラインが171点(奥野)というハイレベルな戦いの中、違う見せ方を意識したとしか思えない2人のルーティンワークと演出で、集まったギャラリーと競技を終了した選手にはスケートボードの美しさを再確認してしまったのではないだろうか?



■結果的には僅差で浦友和が優勝を手に入れたが、下のリザルツのとおり241点と231点という、まれにみる接戦であった事は賞賛に値する。





■同時開催の関西アマ3戦はポイントリーダーの白江正義が安定感と高い技術力で2位の元田を押さえて今期2勝目を獲得。板に乗れている感はピカイチで、日頃の滑りっぷりも簡単に予想できる。ただし一言いわせてもらえば、せっかくの地元開催なんだからチャンピオンシップへのWエントリーで凄い滑りをアピールして欲しかったです。順調にいけば来年はクラスを上げてくる逸材です、富山の白江正義、名前を覚えておいてください。



■次は毎年恒例の横須賀うみかぜ大会です。今年は趣向を変えて自動車をコースに入れたり、ストリート系セクションを大量投入したテクニカル勝負の大会。ご期待下さい。