浦友和 今期3勝目! そして2年連続AJSAチャンピオンも決定!

■AJSAで一番盛り上がる恒例の横須賀大会。今年は例年と趣向を変えストリート系のセクションを大量に投入しルーティーン&テクニック重視の大会として開催された。



■普段は大会に出てこないストリート系スケーターのエントリーを期待していたが残念ながらこちらは低調、しかし終盤を迎えたランキング争いに絡んでくるトップ選手の登場で会場は盛り上がった。



■機材トラブルやセクションの修理などで変則スケジュールになってしまったが、決勝は「やっぱり見応え十分!」でした。風の影響で自動車セクションの跳び技が見られなかったのは残念でしたが、逆に上位選手のルーティーンがスッキリし、趣向を変えた目的がズバリ的中! テンポ・難度・内容の3拍子そろったファイナリストがギャラリーを沸かす。


船橋和博


池之上慶太

■そんな決勝を制したのは直前ランキング1位の浦友和。今年は5戦中の3戦を制して堂々の2年連続でAJSAチャンピオンを決めた。2位にはコース相性がバツグンだった池之上慶太、3位には安定度を増した船橋和博が飛び込んだ。


浦友和







■同時開催の関東アマも、3名の選手が僅差でチャンピオン争いを展開中、こちらも注目を集めていたのだが、横須賀大会という事で他の地域の上位選手が刺客として乱入。10/23に行われる全日本選手権の前哨戦のような大会になっていった。優勝は噂のアップカマー大竹宏二。ハイスピードでのアタックに拍手喝采。2位には関西を制した金沢の白江正義、風の影響で自動車セクション全越えを披露できなかったのは残念だが、関東でもポテンシャルの高さを印象づけた。そして成長著しい佐々木玲司が、瀬尻と小川をきっちりマークして上位入賞。関東アマを獲得した。今年の全日本は楽しいぞ!


左から白江、大竹、阿部