2006関西アマチュア地区サーキット結果



2006年の最終戦となる関西サーキット第3戦は大東市にある深北緑地、通称「恐竜公園」波の広場で開催されました。以前から関西サーキットを是非「恐竜公園」で! と言う声も多かっただけに、近郊のローカルや多くの関西スケーターから人気の高い「恐竜公園」で大会を開 催出来た事は、今後の関西スケートシーンにとって非常に重要な意味合いをもって行く事は間違いないでしょう!





これを期に来年以降の関西サーキットで「恐竜公園」での大会開催が可能になれば、今後の関西スケートシーンも間違いなく盛り上がって行く事でしょうし、多 くのスケーターが育って行く事でしょう! 公園関係者の皆さん、今回はありがとうございました。そして来年以降も是非宜しくお願いします!





さてコンテストの方はと言いますと、エントリー締め切り2日前の時点で20名を切るといった盛り下がりぶり! トホホ............ (悲)
しかし、ここにカツを入れてくれたのが、今回の大会エントリーの窓口となってくれた地元のスケートショップ「TAP SKATE SHOP」のオーナーである本多和人氏。「もっとみんなで大会に出て、シーンを盛り上げて行こうや!」と、沢山のお店やスケーター達に声をかけてくれまし た! そして最終35名のエントリー、3名の欠場という形でコンテストはスタートしました。良かった、良かった(笑)



予選をトップで通過したのはムラサキスポーツなんばシティー店からエントリーの秋田将悟選手。さすがこのパークのローカルとあって、ラインを知り尽くした 彼の滑りは非常に完成されていました! 難度の高いトリックを見事なルーティーンでスムーズにつなぎ、2位と10ポイント以上の紗をつけて見事予選をトッ プで通過したのでした!

昼食をはさんで午後から行われた決勝は少々風が強かったものの、決勝進出者達の素晴らしい滑りと、多くのギャラリーの声援で多いに盛り上がりました! ま ず3位に入賞したのは公園のお膝元、TAP SKATE SHOPからエントリーの河村裕樹選手。小柄ながらもスピーディーでディスタンスのある、いわゆるジャッジ好みの滑りで212ポイントを獲得! 大会会場 全体を「シブい!」といわせておりました。

2位にはムラサキスポーツ京都河原町店の中島潤選手が。 R、レール、バンクtoバンク、カーブボックスと、全てのセクションで難度の高い技を次々とメイ ク! おまけにスタイリッシュでスピードもあって、内容的には彼が優勝していてもおかしくないほどのライディングでした。ポイントの方は234ポイントを 獲得。

そして見事優勝をものにしたのは、これまたTAP SKATE SHOPからエントリー、坂田アリシャ選手。A.J.S.A.の大会初出場の今年5月の火打形では11位。前回の神戸田園での第2戦では4位と、その実力 ぶりからいつかは来るなと思っていましたが、大会参加3戦目にして優勝してしまうとは、いやはや恐れ入りました! 






左から2位の中島、優勝の坂田、3位の河村









チャンピオンシップ関西大会の熱い予選から一夜明け、余韻の残る日曜日は関西アマチュアサーキットの第2戦から競技開始です。昨日同様、晴天に恵まれ?チャンピオンシップス同様、熱戦が繰り広げられました。

この灼熱戦を制したのは、京都舞鶴のPOPKIDSからエントリーの今井達郎。高いメイク率と抜群の安定感で2位の選手に10ポイント以上の差を付けて堂々の優勝。彼の友人であるムラサキスポーツの某1sey氏によると「彼はホントに努力家で、この試合に向けて相当量の練習をしていた」との事である。努力は報われないとね。おめでとう!

続く準優勝はスポタカからエントリーの船橋春貴。雑誌やビデオ等では彼の事を良く見かけていましたがコンテストシーンで彼の滑りを見るのは今まであまり無かったように思います。色々なメディアに取り上げられているだけに、当然、彼の出走にはギャラリーも注目し、それに応えるように難易度の高いトリックを繰り出しスキルの高さを魅せてもらいました。おめでとう!



3位には東京から鈍行列車に10時間揺られて神戸までやって来たムラサキ厚木からエントリーの吉田健。小さい頃からコンテスシーで見かけていましたが、体もトリックも成長してパワフルなライディング。かれも今後楽しみな選手の一人です。おめでとう!

今回4位で若干14才、TAP SKATEBOARD SHOPからエントリーの阪田亜璃釈にも注目した方が良さそうですよ。ダウンステアでキックフリップ、バリアルヒールフリップなどストリート系トリックではかなり目立っておりました。おめでとう!







灼熱の日曜日。参加して頂いた選手は勿論、様々な形で応援して頂いたショップ&メーカー、スタッフ&関係諸氏に、リポート最後ではありますが改めて感謝したいと思います。詳細は未定ですが第3戦も残っています。今年の全日本アマチュア選手権はB7開催が決まりましたので、関西サーキットから全日本チャンプを出せるよう、これからも盛り上がって行きましょう!





今年もいよいよ始まりました。関西サ−キット!
前日まで3日間ほど降り続いた雨も大会当日の朝にはすっかり止み晴天の中、幕を開けました。

エントリ−数は58人。地元京都を始め、滋賀、大阪、福井、石川などから
続々と選手が集まり練習を開始。
まず始めに今大会オ−ガナイザ−を代理でつとめたK.SK.A(京都市スケ−トボ−ド協会)会長の
今井英之氏から、このパ−クが出来るまでの経緯、パ−クでのル−ル及び今大会の競技方法、採点方法
などが伝えられ選手、ギャラリ−のみなさんも真剣に話を聞いてくれていました。
ジャッジの5人についても5人それぞれの経緯を紹介しました。
特にゴミについては皆で協力しあってゴミ袋にまとめてもらい大会関係者も感心でした。
そして、このパ−クは公園と隣接していて天気の良かったこの日は一般の観戦者も多く
選手のテンションも心無しか上がっていた。

さて、話は戻りAM11:00より予選が始まり各選手緊張感高まる中、決勝に16名が進出
PM3:30からの決勝は真夏の様な炎天下の下、アツいヒートが繰り広げられました。

最終結果は

優勝 中島 潤 バンクでのフリップ系・ボウルでのBS SMITHなどを決め会場を沸せた。
          決勝2本目のノ−ミスのル−ティ−ンは文句無し!
2位 大西 良舗 しっかり組立てられたル−ティ−ンと難易度の高いマニアな技のチョイス
         がナイス
3位 澤本 駿次 12才とは思えないほど板に乗れていた。トリックの多さも豊富。
4位 笹岡 拳道 彼も12才とは思えないほどのスピ−ド、ボウルでのトリックが抜群。
5位 森中 一誠 スタイリッシュなオ−リ−からのグラブ、高度なカ−ブトリックを
         あっさりと決めていた。

今大会の会場となった『火打形公園スケ−トボ−ドパ−ク』はバンク、カ−ブ、B to B、クォ−タ−、
ヒップ、10feet ボウルとセクションが多くラインが一度崩れるともう一度違うラインを
組立て直さなければならない為選手達もル−ティ−ンを組むのに大変だったと思いますが
全体の流れをまとめミスの少なかった選手が上位に入りました。

表彰式の賞品プレゼンテ−タ−は第1期AJSAプロスケ−タ−レジェンドスケ−タ−竹井昭作氏。
メダルの授与には、このパ−クの鍵の開け閉めをボランティアで毎日行なってくれている
町内の和久田トメ子さんにお願いしました。
スケ−タ−をパ−クで普段から見守っているのおばさんが若いスケ−タ−にメダルをかけ
握手をされている行動に会場のみんなが暖かい気持ちになり感動しました。


K.SK.A(京都市スケ−トボ−ド協会)会長の今井英之氏の話を真剣に聞いている選手たち。
写真の角度が悪いですがこの後ろ、左右にも人がたくさんいました。


選手・ギャラリ−合わせて200人程集まりました。


左から尾崎、西、今井、斎藤、大村 ジャッジ


MC 荒井氏とタイムキ−パ− 四方氏


優勝者発表の瞬間!WINNERは左の中島 潤


このパ−クの鍵の開け閉めをボランティアで毎日行なってくれている町内の和久田トメ子さんより
優勝、準優勝、3位のメダル授与






写真左から 優勝 中島潤 2位 大西良舗 3位 澤本駿次