FLAKE CUP / 鵠沼海浜公園スケートパーク






4/20日曜日 今回で3回目(フェステバル開催では2回目)を迎えるFLAKE CUPが開催された。鵠沼パークOPEN前から全国各地のキッズ&ジュニアの選手や父兄達が所狭しと集まり、PARKオープンと共にミニランプに向かい一斉になだれ込む

今回のエントリーはキッズ、ジュニア、レディース、スーパーキッズ合わせて総勢70名。
回を重ねるごとにエントリー人数が増えて来ていますが、それ以上に子供達のレベルの高さに今回も驚かされました。ジャッジの3人を含め多くのギャラリーを沸かせるスーパートリックを連発し、大人顔負け(いや、それ以上のルーティーンを持つKIDS達)の戦いが繰り広げられる。

近年、パークの設備、KIDS専用のスケートボード、パット等の充実やスクールや大会が全国各地で数多く開催されている事により、子供達のレベルが一気に上がって来ているという感覚は自分のみならず、大会を見ていたすべての人が感じたところだと思います。

MC上田豪の合図と共にまずはKIDSクラスからスタート。



毎回の様に練習中からスネーク合戦が繰り広げられるが、昨年の反省を踏まえ、練習中もコンテスト同様に順番をつけて行い、子供達全員が必ず練習できる方式に変更しました。(このクラス総勢で22名いましたが、全員がきっちりウォーミングアップできたと思います。)

結果はTOPライダー並のルーティーンを組み、それを見事滑り切ったムラサキ聖跡桜ケ丘の岸海が優勝。それに地元カスタムからのエントリーの傳田海吏が準優勝、3位には50-50佐川涼が入る。





続いてキッズクラス。こちらもエントリーは22名。前回の上位者がスーパーキッズクラスにエントリーした事もあり、誰が勝つか解らない混戦模様でした。
その混戦をせいしたのは、ムラサキ相模大野エントリーの中村嶺亜。見事にフリップを決めて優勝。準優勝はムラサキ茅ケ崎からエントリーの西川礼、3位にはFLAKE村松聖太が入る。





その後、スーパー小学生クラスのスケジュールでしたが、エントリーライダーの数名が併催の関東大会第1戦の決勝へ出場するため、急遽レディースクラスを先に行う。ここでは近年のレディースコンテストでは敵なしの連覇のかかる飯野沙弥香とひさびさのコンテスト出場、こちらも以前のレディースクラスでは敵なしだった内山恵の女王対決。
結果、安定した滑りでポイントを稼いだ内山恵が今回のクラスを制し女王の座に。逆に連覇のかかる飯野沙弥香はプレッシャーのせいか、得意のフリップブラントが決まらず2位に。3位には地元ムラサキ藤沢の岸野知美が入る。





最後はスーパーキッズクラス。このクラスは小学生だけの大会とは思えないほどのレベルとお互いのプレッシャーの掛け合いなど熱い戦いが繰り広げられる。エントリー人数は11名。
ほんとにこのクラスのレベルになると、アピールの仕方もたけたもので、大人のギャラリーも見ていて、思わず「教えてください!」と言いたくなるほどのレパートリーを持ったライダーが数多くいました。
その中優勝は、併催で開催された関東アマチュアの第1戦を制した桑本 透吾が高さとスピードを生かしたトリックで見事優勝。準優勝はFLAKE 浜瀬 海の地元湘南勢が入る。3位にはムラサキ原宿の春日 美夢が惜しくも1ポイント差で3位とうい結果に。



昨年以上に盛り上がりを見せた今回のFLAKE CUP。ライダー達のレベルにも驚かせられましたが、小学生以下の子供達も今まで以上に多かったです。この様なシーンを見ていると、これからの日本のスケートシーンも盛り上がりを見せるのではと予感させられる大会だったと思いました。次回は9月の神戸開催予定です。