2010関東アマチュア地区サーキット結果



この大会は春に同会場で行われる予定だった第1戦が雨で中止になってしまい、
その延期分の開催としてシーズン最後に繰り越された大会なのだが、くしくも
来月の全日本アマ選手権へのトライアル最終戦ともなり、他の地区から強者が
最後の切符をゲットしに来るのかと予想されていたが、フタを空けてみれば、
他の地域どころか、関東県内からの刺客も現れず、それこそ関東チャンピオン
決定戦になってしまいました。



実はエントリー〆切日。ファックスが壊れたのではないかと、隣の知り合いの
会社から送信テストをしてしまったくらい(笑)。過去最低の29人で大会開始。
もちろん噂どおりで平均年齢も過去最低。

しかし参加者の平均レベルは過去最高!
春の頃より一段とトリックも大きくなって、スタイルも出てきています。


ジャッジ左から岡田晋プロ、DF亀岡、後藤、立本和樹プロ、NIXON西川。


2戦連続MCホマーに、AJSAお仕事デビューのプリンス佐川家長男「海斗プロ」。


各社から推定15万円相当の大会賞品がスタンバイ完了!





7位、西村亮太(ムラサキ八王子)


6位、内藤寛人(ムラサキ茅ヶ崎)


5位、佐川涼(5050)


4位、傳田郁(プロショップカスタム)


3位、杉原貫太(FLAKE)


2位、有馬昂希(ダブルフェイス)


優勝の桑本透伍(ムラサキX-DOME)

















関東アマも戦国時代に突入なのか?
第1戦が雨で中止(10/17に延期開催決定)で始まった2010シーズン。
選手の低年齢化が進んでいると言われているメッカ。関東地区の第三戦が市川市の塩浜パークで
78人という、昨年を上回る大盛況で開催された


ジャッジは左から亀岡、池之上、5050カレー、西川、赤熊という最強布陣

参加メンバーには第2戦で優勝した桑本透吾、GameOfSkate優勝の岸海、中部2&関西最終戦で
道場荒らし2連勝を敢行中の佐川涼といった、関東を代表するヤングガンが顔を揃えた。
定刻11時から5グループに別れて開始された予選は、地元勢を中心とした初参戦組も多く、
なかなかメイクを重ねる事に苦労していた感が多く、全体的にドングリの背比べ的に進んだが、
場内から歓声が上がる選手を見ると、やはりAJSA常連組がソツなくコースを攻め、自分の長所を

アピールしていた。たかが1分、されど1分。数週前から今日のために事前練習に来ていた選手も

多いと聞いた。センスだけでは勝ち上がれない、それが最近の常識なのかもしれない。



決勝に進出した上位選手は予想どおりの顔ぶれ、残念ながら地元インスタントからエントリーの
皆さんが全滅してしまった。その分、地元の意地で多くの声援と、会場整理のお手伝い等、

MCホンマ氏のサポート役は充分に職務完了。主催者側からも改めて感謝させていただきます。

話し元に戻して決勝戦。朝から好天が続いていたが、予報より少し早めに風が変わり、頭上には
不気味な雲が広がり始めた。決勝開始時点で軽くポツポツくるも、大会を止める訳にもいかず。
運営サイドも「滑走時に顔に感じる1滴の雨粒」のシビヤな事は百も承知していましたが、悪く
なる予報を前に続行を余儀なくいたしました。選手の皆さん、もうしわけありません。


安定の回し技連発で3位に入った岸海


惜しくも4点差で2位となった佐川家次男棒の涼


念願の初優勝をゲットした増田竜万

でも、御陰さまで大会は最後まで無事に終了。
私が勝手に思うだけですが、上位の選手の技量はほとんど同じ、しかし地元勢の意地と、パーク
との仲良し関係がローカルから優勝者を輩出できたのではないでしょうか。
乗れてる選手は多いですが、攻めきったのは優勝した増田竜万、ただ1人だったって事でしょう!





左から岸、増田、佐川のTOP3入賞選手。おめでとう!

普段は第三戦で終了ですが、今年は開幕戦の延期開催が10/17に組まれています。激戦の関東を
征した者が全日本の最有力です。まだまだ楽しめそうですね。











夜半の雨も上がり、蒸し暑さ100%で大会は予定どおりにスタート。
関東地区の第1戦は雨天延期になっているので、事実上の開幕戦となる。
エントリーの申し込みが48名、それに対して当日の参加者が47名。
来なかった1名の住所を見ると他地区の選手で、間違いFAXの疑いもあるとはいえ
凄い出席率でありました。

選手もスタッフも大会慣れしているので時間どおり11時に予選が始まる。





ジャッジはお馴染み(手前から)キングスラー、5050カレー、お久しぶりの八王子フリテン、
寝不足気味の湘南510、横須賀番長カメちゃんという強力布陣。
MCもちろんサイクリストのモリテッちゃん、今日も片道53キロを激走して来襲。

ここで選手父兄からの質問があったのでご紹介
Q:出走順はどのようにして決めているんですか?
A:〆切時間後にプロ戦でも使用しているドローボックス(ピンポン球に番号)で、事務局員が
  事務的(名前や所属等を見ないで)に引いて決めています。


大会で1番最初にスタートするのは緊張すると思うけど、全てのギ来場者に見てもらえる特等席
だと思うと、選手冥利に尽きますね。なんて考えてみて下さい。

という事で3つのグループに分けて予選が終了。



それにしても皆さんの上達スピードには毎回、驚かされますね。

個人的な主観ではありますが、昨年秋に同場所で行われた全日本アマの決勝よりもレベルが高い
決勝になっていた様な気がします。もちろんプロ昇格を回避して全日本タイトルを狙っている
選手もいるし、先頃おこなわれたスケートゲームのチャンピオン等、話題に事欠かない選手も多数、
参加している大会なのですが、それにしても上達しすぎちゃっています。

大会ですので「勝負は時の運」が大きく作用するのですが、上位に名前が挙がっている誰もが
優勝のチャンスがあったと思います。

なかでもトウゴは地元の利を活かして、決勝用のルーティーンが炸裂して頭一つ抜け出した結果。

2位のリョウも、3位のコウキも自分のスタイルがあって格好よかった。恐らく今年の全日本も
多くの関東ライダーが活躍してくれる事でしょう。






















<雨天のため延期>