この戦いで2012年の九州サーキットの年間順位が決まるというので、総合優勝がかかっているライダーを中心に気合いが入らない訳が無い。
前乗り組みも多数いて、祇園パーク自体、ラインはちょっと組み立てにくいが、滑りやすいパークであることもふまえると、今回はレベルの高いコンテストが開催されるのではないかとワクワクしながら会場in。
早速受付開始。
エントリー人数はちょっと伸び悩み39名。しかし地元宮崎からのエントリーも8名と去年も多い人数の参加が嬉しい。地元の活躍に期待しながら予選スタート!!
今回はキッズの参加も多く宮崎,九州のスケートシーンの未来も垣間みれた気がした。
さて、予選結果はというと!
このパークは相性がいいのか?去年ダントツで優勝を果たした境 基州が、今回も予選ぶっちぎりで1位。
2位には地元の雄、黒木 樹が続き3位には総合優勝戦線のまっただ中の清原和也と続いた。
厳しいようではあるが、予選では上位3名以外のランは決して良いと言えるものではなかった。
2、3トリックをメイクすれば予選をぎりぎり通過できてしまうのが今のAJSA九州サーキットのレベル。
果たして決勝のランはどうなるのかと期待しながら休憩を挟む。
さぁ休憩を挟みジャッジ陣にも気合いが入ります。
左から田中達也プロ、立石和プロ、吉川哲平プロ、池元拓プロ、そして今回はジャッジもしました、オーガナイザーの私、清水潤。
左下はMC MEGANEこと川崎剛氏。その隣はO.D.Aこと尾田篤氏。
皆さんの協力があってこそのスムーズなコンテスト運営が成り立ちます。ありがとうございます。
さて、決勝戦。気合い入れていきましょー!!ってことで早速16位からお届けします。
16位に撃沈してしまったのはSWITCHからエントリーの小宮啓太氏。
彼の実力は誰もが知る所。しかし今回は予選,決勝ともに振るわず。前日、練習しすぎて全く体が動かなかったそうです。
自分の体と相談しながら滑るのも実力のひとつですよ〜!
15位はこちらも実力者 フランシスコ・ヨシカズ。
いつも湧かせる&ドキドキさせてくれる彼の攻めのスタイルを期待している人も多いと思うのですが、今回は見事撃沈。これもヨシカズらしさか。
14位は木佐貫 "八段" 芳史。なんと年齢は40歳!?とてもそんな動きには見えず、堂々の決勝進出、そして14位。決勝はさすがに体力&集中力不足か、ややトリックが続かなかったが、予選の滑りは非常にクリーンな動きをしていた。特にフラットバンクでの360ノーコンプライのリズミカルな動きが印象的だった。
13位は山本雅斗(アアト)。何と言っても予選、決勝ともにメイクしたアールでのハリケーンフェイキー。しかもラストトリックでコンテスト中にいきなり見せるあたりが渋い。これにはかなり湧いた。が、他のトリックが続かず点数は伸び悩んだ。アール以外のトリックも鍛えるともっと上位に食い込めるようになるだろう。
12位は鹿児島から参戦、そして鹿児島勢初の決勝進出者、田中裕。フラットバンクでのフロントフリップとバンクトゥバンクでのハードフリップが素晴らしかったが、残念ながらそれが1つのランにまとまらず!!結果12位。しかし鹿児島勢初の決勝進出はお見事。
11位は予選2位から大きく順位を下げてしまった黒木樹。かれはまだまだ高校生。スキルもスタイルもいい物をもっているのを今回のコンテストで感じさせてくれた。予選では下りレールでのFSボード、FSリップスライド、ノーズグラインドなど多くのトリックをメイクし、スキルを十分に発揮していたが、決勝ではうまく繋がらなかったのが残念ではあったが、将来が楽しみなスケーターである。
10位 宮崎 裕次郎。こちらはもはや大会常連のキッズスケーター。まだまだ成長過程なのでトリック1つ1つの高さ、完成度の低さはあるが、10位に食い込むには十分なレベル。今大会では得意のヒールフリップを炸裂させていた。
9位 黒木 将斗。宮崎勢での最高順位であった。気合い溢れるスタイルでメイクしたときの嬉しそうな顔が印象的であった。オーリーや50−50な無難なトリックではあったが、コンテストではメイクすることが重要。彼のようにできることをしっかりメイクすると順位は当然よくなる。まだまだ若いし、こちらも将来が楽しみなライダーである。
ここからは入賞者の8位!ベテラン萩原 健二。2戦目のスイッチでは見事な滑りを披露した彼だが、今回はふるわず。ちょっと無難にいこうとし過ぎていて、かつ、それがうまく続かないという印象で、苦戦していたように見えた。それでもしっかり入賞してくるあたりはさすがベテランといったところか。
7位 清原和也 優勝争いがかかっているだけにこの順位は痛かったのではないだろうか。基礎レベルの高さはダントツで伺わせるものの、狙ったトリックがメイクできずいつもの調子がでないまま苦しんでいるように見えた。ラストのバンクからの飛び出しのオーリー、FS180は彼のスキルを裏付ける素晴らしい完成度であった。
6位 福田凛之介 古賀パークで鍛えたアールトリック中心というか、それのみでここまでの順位。回しやカーブトリックを挟んでいくともっといいランになるだろう。アールでのテールスライド、クレイル、ボンレス以外のトリックもそろそろ見たいところである。が、しかし、ストリート仕様のパークでもしっかり自分のスタイルを通して6位に食い込むあたりはさすが大会常連者。
5位 草西恭凡。こちらも優勝争いの1人。アールとオールドトリックを中心に組み立てられる構成はいつもジャッジを悩ませる。そのスタイルでこれからどこまで食い込んでいき、全日本でどこまで通用するのかが楽しみなところ。彼独自のオリジナルスタイルの方向性は定まりつつあるようなので、これからどのような進化を遂げていくのだろうか。まだまだ若いのでこれからが気になる選手だ。
4位 池田怜史。IFOのフローという注目株の選手。ラストのラストでメイクしたヒップでのバックサイドフリップの完成度はそのスキルを伺わせた。しかしその他のトリックが続かず全体的な印象は無難にまとめたという印象であった。しかし切れ味するどいキックフリップなどでギャラリーの注目を集めていた。
3位 境 基州。今回もダントツ優勝かと思われたが、ぐりっちょと熱中症というダブルパンチにやられ、決勝戦始まる前から既にふらふら。
それでもなんとか自分のできることをねじ込んで見事3位入賞。6角形ヒップで360オーリー、キャバレリアル、ノーリーキャバレリアルなど、細々メイクしていたが、一発一発の迫力と完成度にかけていた。一つ一つがもっとパンチ力があれば優勝であったことは間違いない。
かなり納得のいかない様子の彼であったが、上位になればなるほど完成度、スタイルなどが重要視されてくる。
2位 槙 大輝。決勝の2トライ目のラストトリックでレッジから落下し救急車で運ばれるという大技をメイクしたが、1トライのランがよかったため見事2位に食い込んだ。フロントポップ、スミス、B/S180などなどパーク全体を使い奇麗にまとめたランであった。彼が2位になったことにより,総合優勝は誰の手に〜!!?
1位 佐賀からの刺客 宮崎健太。本コンテストでもっともパーク全体を使ったラインであった。オーリーとバックサイドグラブが多いのが気になったが、ラスト10秒でバンクトゥバンクでキックフリップ、そのままフラットバンクで360キックフリップの流れを奇麗にメイクし、会場の歓声をかっさらい、見事優勝。やはり1分間の中でもドラマがあると点数もテンションもあがりますね。
上位3名
上位8名
これにて2012年九州サーキットが終了!最終順位がでました。
上位16位に入った人は是非、全国大会に行って経験値を積んで来てほしいです。
個人的な意見ですが、関東、関西のレベルに比べ、九州のコンテストはとても差があります。
各地区の優勝者が来年のプロ権利を取得できる今の制度ではありますが、全国の大会で上位8位に入賞した者にこそその資格が与えられるべきではないでしょうか?何と言っても「日本」でのプロを決めるわけですから。
是非全国大会に行って、自分のスキルを試してきて、実感して来て下さい。アマチュアの大会より遥かに厳しいレベルでプロのコンテストは開催されます。アマチュアの全日本の大会で入賞できない状態でプロにあがったとしても,果たしてもプロとして通用していけるのでしょうか。
プロライダーとして、九州AJSAオーガナイザーとして、先輩として、
色んな思いを込めて九州のライダーが全国大会で8位入賞してそのスキルを証明してきてくれることを願ってます。
それでは1年間手伝ってくれたジャッジ、MC、大会関係者の皆さん、お疲れさまでした!
清水 潤
7位 大分からの刺客 フランシスコ・ヨシカズ。レッジでのスミス、カーブでのB/S 5-0、バンクトゥバンクでの完成度の高いB/S 180、ラストのレールでトランスファーテールブラントは絶品であった。もう少し技数、メイク率があがるともっと順位があがるだろう。
6位 こちらは四国からの刺客、多田 康希。毎回見るたびにうまくなる多田選手。ダウンレッジでのケーグラインド、バンクトゥバンクでのポップフリップ、レールでのF/Sボード、バンクトゥバンクでのキックフリップ、レールでのF/Sリップスライドなどをメイク。ラストのキックフリップF/Sボードは惜しくもメイクならずであったが、いいトライであった。時間内にまとめられるとまた違った印象、点数となるだろう。
5位 境 基州。まだ怪我から完全復活とはならないが、それでもこの順位。レッジでのF/S 5-0,フラットバンクのB/Sヒール,ノーリー360,バンクトゥバンクでのF/S ビッグスピン、ラストはレッジ全流しのリップtoテールブラントと行きたかったんだろうが、リップtoブラントtoリップに戻してしまい微妙なメイクでみんなを笑わせたが、インパクトのあるランであった。
4位 広島から影山 智明。バーチカルのインターフェイキー、アールのでのピヴォットフェイキー、レッジのノーズスライド全流し、アールへのオーリードロップイン、ブラントフェイキー、キャバレリアルなどをメイク。アールさばきと技の組み込み方はがさすがの一言であったが、回しやカーブトリックが足りずといった印象。
ここからメダリスト!!
3位は 北九州からエントリーのベテラン萩原 健二。B/Sボードスライド、レッジでの5−0、レッジのテールスライド、50−50、フラットバンクでの完璧なトレフリップなどをメイクしベテランらしい全体を使った安定した滑りで見事入賞!この日のために毎日5キロ走り、体重も5,6キロ落としたという彼の努力が実を結んだ。
2位は前回優勝者のこちらもベテラン清原 和也。レールのF/Sボード、レッジでのハーフキャブスライド、50−50、ノーズグラインド、フラットバンクでのノーリービッグスピン、バンクtoバンクでの絶品ポップなどをメイクし、技数、完成度、メイク率ともに良い内容であった。
通常なら優勝しても良いようなランだっただけに今回は惜しくも2位!という感じであった。
そして優勝したのは、その清原和也を上回った槙大輝。レールのF/Sボード、レッジでのスミス、5−0、フラットバンクでヒールフリップ、レールでB/Sボード全流し、そしてラストのF/Sポップノーズグラインド。これには会場全体が歓声の渦に包まれ、かなりのインパクトと点数をかっさらっていき、そのままぶっちぎりで優勝。全体を使い、ラストに大技を持って来てメイク!というまさに王道なほぼ完璧な滑りで文句無しの優勝であった。
おめでとう!
上位3名
入賞者のみんな
3戦目は9月に宮崎祇園パークです!
ハイレベルな戦いを楽しみにしてます!
All photo by DICEK
今年も私、清水潤がAJSA九州沖縄サーキットのオーガナイザーを務めさせて頂きます。では早速行ってみましょう!
2012年1戦目は昨年と同様長崎は小江パークにて開催。
受付はムラサキスポーツの入江氏と尾田氏が。
今年のエントリーは5名のキャンセルがありトータル40名のバトル!!
そして今回からMCをJUSTICEこと前田 正義プロが勤めてくれます!!
こちらの写真は左からMCの前田正義プロ、優勝候補ながら怪我をして出場できず悔しい思いをした境 基州、そしてここからジャッジの武石レオプロ、田中達也プロ、吉川哲平プロ、立石和プロ、池元拓プロ。
みんな真剣です。
さてさて、大会の様子はというと数年前とは面子がガラッと変わり、ベテラン VS 若手 VS 地元長崎メンツ、そこに九州内のハイレベルガールズが参戦!
という図式。
予選で印象に残ったのはガールズスケーターのスキルアップ。
残念ながら予選敗退となったが三宮 理絵、中山 亜衣、特に添田 理恵が22位と大健闘を見せた。
三宮理絵
中山亜衣
添田理恵
最初にgirlsで決勝に行くのは誰になるのだろうか?密かな楽しみである。
一方でベテランの優勝候補組みがばたばたと倒れていく波乱の幕開け。萩原健二、フランシスコ相原ヨシカズが1〜2トリックしかメイクできず残念ながら予選敗退。コンテスト独特の雰囲気にはベテランでも飲み込まれてしまう。
緊張のせいか、多くのライダーがかなり無難な滑りでトライし、かつなかなか技が繋がらず、しっかりと2トリックをメイクすれば上位で進出ができるという少し頂けないレベルでの予選であった。
さて、そんなメローな感じでスタートした予選を突破した上位16名はこちら。
16位でぎりぎり通過したのは1年のカナダ修行から帰国したばかりの平島聖士。
15位はIFOのフローとなったばかりの熊本の池田怜史。
続く14位は地元長崎で、いつもコンテストのヘルプをしてくれる志田一拓。
13位、大分のスキルフルなライダー河野正樹。
12位、最近大分から福岡は行橋市に移住した変体ライダー嶋田恵。
11位、大川のSWITCH SKATEPARKのライダー大和田亮。
10位、こちらも地元長崎の山口健一。長崎にNew OpenしたNEALのライダー。
9位、福岡から参戦&前乗り組の草西恭凡。
8位、古賀パークで鍛えたスタイルの入ったアールトリックが特徴のまだまだキッズの福田凛之介
7位、アールからのスイッチオーリーの飛び出し具合が半端なかった石坂 宗一。
6位、長崎は諫早市からのエントリー、槙大輝。こちらも長崎のSHOP NEALのライダー。
5位、熊本からのキッズ刺客 米野舜士。見るたびにうまくなっている印象だ。
4位、地元の期待を背負い、BBQスタイルで参戦しきっちり上位に食い込むあたりがさすがの志田拓人。
3位、毎度優勝候補の一人、大分期待のベテラン。清原和也。
2位、抜群の安定感を誇る福岡キッズの松尾栞汰
そして混戦模様の予選を1位で抜けたのは福岡のぶっ飛びヤンキースケーター、福間偉璃。
という予選の結果であった。
この広いパークで無駄なくミスなく難易度の高いルーティンを組むのは確かに難しいからこそ、前日入り組みや練習をしっかりした福間、松尾などが上位に食い込んだ予選結果となった。
さて、お昼休憩を約1時間はさみ、決勝が開催されるのだがこの1時間の過ごしかたも選手によって様々。練習し続ける選手もいれば、体調を整えるのに集中する選手。毎回ながら予選と決勝のレベルが明らかに違いすぎるのだが、今回は!?と期待しながら決勝がスタートした。
まずは予選16位の平島聖士からスタート!
するといきなり予選とはうってかわるような平島選手のライディングが飛び出しライダーの魂に火をつけた。予選とは遥かに違うスキルフルなトリックを狙う選手も入れば、冷静に自分本来のライディングを貫きメイク数を重ねる選手の2パターンに別れた。
結果は高難易度のトリックを数発メイクした選手、ベーシックなトリックでメイクを重ねた選手との勝負となった。
さて、結果のほうはというと、
16位。予選12位から4位下げてしまった嶋田恵。無難にいくもうまくラインが繋がらず16位に撃沈!
15位、大和田亮。フラットバンクで360キックフリップや最後の最後までこだわり続けたピラミッドでのテールスライドからの50−50が奇麗にはまらず、15位に撃沈!
14位、地元の雄、志田一拓。ロングバンクのレッジでのF/S、B/Sの50−50を狙うも両トリックを1トライにまとめきれず波に乗り切れなかった様子。
13位、熊本のキッズライダー米野舜士。ヒップでのキャバレリアル、レールでのハーフキャブボードスライドをメイクするも、トリックの高さ、完成度が評価を得られずこの順位。大人になりテールが強くはじけるようになった時の舜士が非常に楽しみである。
12位 山口健一。アールでのバックサイド180のバックサイドグラブ、フロントスミス、ロックンロールなどをメイク。地元のSHOP NEALを最も宣伝し、ライダーの役割を十分に果たしていた。
11位 志田拓人。拓人のスキルは我々も十分知ってはいるが、今回は残念ながら爆発せず、入賞ならず。前回は3位だっただけに決め技のフロントフリップと360キックフリップのメイクが見たかったところ。
10位 河野正樹は大分からの刺客。ヒップでのハードフリップ、テールスライドの270アウトをメイクしたのだが、1つのトライにまとめれなかったところが残念。1トライにまとまっていれば入賞間違いなしのスキルフルなライディングで会場を沸かせてくれた。
9位 惜しくも入賞ならなかったのは・・・石坂宗一!!なんといってもアールからの飛び出しスイッチオーリー。スイッチながらも本人のメインより高く、この日の選手の中で最も高いエアーで会場とジャッジの度肝を抜いた。目が覚めるような一発でした。
8位 ここから入賞者。IFOのフローとなったばかりの池田怜史。ストリートで鍛えたトリックをパークで活かしつつも、全てを出し切れなかった様子。レッジの50−50全流し、ラウンドカーブでのテールマニュアル、ヒップでのバックサイドフリップなどを奇麗にまとめ見事入賞。まだまだこれからが楽しみな選手である。
7位 地元長崎で最も上位に輝いたのは槙大輝。ハンドレールでのF/S ボードスライドはかなりのクオリティ。アールでのストールからの270アウト、レールでのボードスライドをメイクし。
6位 古賀パークで鍛えたアールトリックをフルに活かし6位入賞は福田凛之介。アールでクレイルテールスライド、テールスライド、F/S5−0などをメイク。もう少し回しやカーブトリックが入ってくると順位がもっと伸びるだろう。
5位 1トライ目にかなりいいライディングを披露してくれた平島聖士。レールでのリップスライド、バンクを使ってのウォーリー、ビッグ3でのキックフリップなど。彼の実力ならばもっと上位に組み込めたがその他が繋がらず5位。次回に期待!
4位 惜しくもメダル獲得ならずだったのは・・・松尾栞汰。アールtoバンクでの奇麗なオーリーバックサイドグラブ、アールでのテールスライド、バンクの飛び出しでキックフリップ、ギャップアップでのフロントポップなどを奇麗にメイクした。
3位 銅メダルに輝いたのはヤンキースケーター福間イオリ。 安定したオーリーを武器に小刻みにトリックを重ねた。ラウンドカーブでのF/Sスミス、アールでのバックサイドグラブ、テールスライド、フラットバンクでの360キックフリップなどをメイク。
2位 見事初メダルを獲得をしたのは草西恭凡。独特なアールスタイルを持ち、正直良く分からないトリックを繰り出しまくる恭凡のスタイルは完全オリジナル。ヒップでのキックフリップ、ラストのアールからの飛び出しエアウォーク以外、トリック名がわからなかったが、ほぼフルメイクし銀メダルをゲット!
そして見事優勝に輝いたのは、ダントツのスキルとトリックでジャッジの皆をうならせた大分のエース、清原和也。
バンクtoバンクでのポップ、ヒップのカーブでの5−0、ハンドレールで50−50、バンクでバックサイドグラブ、ヒップでノーリービッグスピン、ハンドレールで5−0乗りゴケというライン。難易度も構成も納得の優勝を果たした。おめでとう!!
入賞者の8名。
おめでとうございます!
全体的なレベルでいうと辛口かもしれないが、年々レベルが下がってきている気がするのが残念である。地区優勝をした者がプロ権利を獲得し、アマチュアからうまい選手が抜けていってしまうという協会の制度にも問題があるのかもしれないが、常連選手しゃ特にもう少し事前の練習をして滑り込み、ハイレベルな戦いを見せてほしいと思う。
次回は7月8日にスイッチスケートパークにて開催です。滑り込み、練習してハイレベルな戦いを期待してます!