2014関東アマチュア地区サーキット結果





当初の予定9/7は雨。延期日の9/21も木曜日まで雨の予報で関係者全員がヤキモキ。
再々延長の調整を繰り返していたら、台風16号が予報と変わり北上を開始したため

大陸の高気圧の県内に関東地方がスッポリ収まり、奇跡の快晴、最高のコンディションで
当日を迎えた(あの面倒な調整は全て無駄だったが結果オーライ!)。




選手はもちろん、ギャラリーの皆さんも塩浜スタイルで最後の夏をエンジョイ!





そんなこんなで定刻に予選開始。



左から某フジテレビの取材カメラ、そしてジャッジの5人、週末はアメリカ渡米予定の早川大輔、
若手代表の寺井建人プロ、地元代表の池之上慶太プロ、神の遺伝子を受け継ぐ秋山伊織、
チーフジャッジに5050冨田カレーAJSA公認インストラクター先生。

予選MC&TKにご存知ジェッツ森、そして決勝MCを務めたパーク設立の立役者インスタント本間氏。
ほぼプロツアークラスの豪華な運営陣で大会スタート。





そして決勝!

16位:西川礼(ムラサキパーク東京)


15位:小笠原輝(ELEMENT)


14位:寺井裕次郎(カットバック)


13位:戸倉大鳳(インスタント)


12位:吉川楓(AXIS)


11位:会田奈生(インスタント)


10位:佐々木真那(FLAKE)


9位:本橋暸(ZIMBABWE)


8位:柴崎敦(カットバック)


7位:矢口莉久(ムラサキ港北)


6位:山岸倫生(ムラサキQS横浜)


5位:清野玲良(ムラサキパーク東京)


4位:星野玄翔(ムラサキ上野本店)


3位:芳賀己太郎(5050)


準優勝:渡辺雄斗(5050)


優勝:根岸空(トリックスター)



比較的にイージーなパークだけに、これだけレベルが高いとジャッジも非常に難しかったそうです。
現に5人のジャッジがそれぞれ僅差で最高点が違う選手に採点されています。
それだけ飛び抜けた選手が居なかったという結果なのですが、レベルが高いだけに仕方ない事か?
集計から色々ともめて、最終的に決着したのがコレ!



極めて僅差であります。そして65.66.67.68が多い(笑)!







ともあれ今年も関東3大会、無事に終了する事が出来ました。
関係者の皆さん、本当に、ホントにありがとうございます。
全日本アマチュア選手権に出場が決まった選手は、目一杯、暴れてきて下さい!







ここ何年か関東アマでは梅雨時のX-DOME開催は恒例となっているのだが、今年は特別な開催になった。
多くの方がご存知の通り、本日をもって13年間の歴史に幕を閉じる事になっている。

記憶をさかのぼるとAJSAで初めて大会をやったのが2001年の関東アマ第2戦。
今日の大会とは関係ないが、当時のリザルツを参考までに、、、、懐かしい!



その後も毎年の様に関東アマ、プロツアーなど、様々な大会が開催されてきたのはご存知の通り。
全日本アマチュア選手権も3回ほど開催され、2005年には王子(瀬尻稜)が最小年で優勝した。



もちろんスケートパークとしてのクオリティも高く、昨年度のAJSAチャンピオン西川誠や、
同2位の桑元透伍なども幼少時代からローカルとして世話になっている。
さらに近年の若年層への普及の源となるキッズスケーターの育成には、日本のオアイオニアとも
いえるアットホームなスケートパークとしても評価が高かった。

小泉オーナーをはじめ、歴代の管理人さんに、この場をかりて感謝いたします。




さて、コンテストの話しに戻ります。
例年だと「高速&アール系」という特性で参加者は40〜50人程度なのだが、やはり最後という事で
60名のエントリーで予選が始まった。



まちがいなく選手にもX-DOMEラストランという情報が刷り込まれているのか、いつもより元気のよい
ランが目立ったような気がしたが、逆に張り切りすぎて失敗を繰り返す選手も多かった。




とはいえ、緊張している訳ではなく、文字通り「全開」で攻めていた姿に、キッズ達ならではの
X-DOMEへの「愛」を感じたのは私だけだろうか?
勝っても負けても、成功しても失敗しても、60人が60人なりの感謝を、滑りで見せた予選であった。



大人だって感謝を滑りで見せるのです!

予選の結果です。



予選は10人ずつ6ヒートに別けて行われました。
集計休憩の後、決勝進出者の発表>決勝の公式練習と大会は進みます。

ここで会場の空気に異変が、、、、

予選の時にも合った「出し切ってやるぜ!」感がますますヒートアップ。
会場のあちらこちらでハードスラムが連発しております。
MCジェッツ森の「怪我すんじゃね〜ぞ〜!」の静止もおかまいナシ。
すでに全員が仕上がっている模様です。

そして決勝!

16位:川満荘平(カットバック)transfer-heelflip-indygrab


15位:作本秦己(カットバック)blunt-bs180-heel


14位:根岸空(トリックスター)bs-feeble


13位:岸海玖空(ムラサキ八王子)fs-board-fakie


12位:清野玲良(ムラサキパーク東京)bs-lip


11位:能戸悠河(ムラサキX-DOME)fs-mellon


10位:安藤陸(ムラサキ上野本店)bs-smith flat to down


9位:西川礼(ムラサキX-DOME)harfcab-heel-noseslide


8位:小笠原輝(ELEMENT)50-50-to-lip


7位:飯田泰彦(ムラサキ本厚木)fs-feeble


6位:星野玄翔(ムラサキ上野本店)transfer-fs-feeble


5位:矢口莉久(ムラサキX-DOME)heelflip-fsboardslide


4位:山岸倫生(ムラサキX-DOME)fs-smith-to-flip-out


3位:西村碧莉(ムラサキパーク東京)fs50-50 & bs-crooked






2位:渡辺雄斗(5050)bs-air & fs-boardslide



優勝:芳賀己太郎(5050)fs5-0 & transfer-fsflip



結果的にはX-DOMEローカルを押さえて、城南島5050の2人が優勝争いを演じちゃいましたが、
ローカルの皆さんも自分の個性を目一杯、オーナーの小泉さんの目に焼き付けてやろう!
って感じで素晴らしい2トライを滑りきっておりました。

ちなみに決勝2本目くらいから、客席には涙を見せる方がチラホラ。
「まるで」と言うか、本物の学校の卒業式なみにハンカチを濡らす皆さんの姿が印象的。







小泉さんの言葉を借りるが「今日の終わりは、明日からのスケートボードの始まり」なのだ。
楽しかった事も、悔しかった事も、全ては皆の力になるのです。



あらためまして全ての皆様に感謝いたします!




Photo by ta-low
Text:AJSA









早朝まで雨。夕方から雨。という天気予報だったが高めの気温に助けられ無事に開催できました。

昨年までの表彰台常連がプロ昇格にともない抜けた優勝争いが見物となる今シーズン、
誰が抜け出すのかが気になりますが、46名の参加者で予選がスタートしました。









ひろいエリアにストリート系のセクションが配置されているうみかぜ公園では、
ルーティーンの組み方が非常に重要となります。この日は比較的に風も穏やかだったため、
各選手ともに事前から考え抜いた1分間をフルプッシュで、完全燃焼している姿は
今年も関東のレベルの高さを感じさせてくれる予選となりました。

中でも全日本経験者の吉川楓(AXIS)は唯一の200点代と頭一つリードで予選を突破。
10数年前に初めて大会をやった頃にはプロクラスでも数人しかメイクしなかった
名物レールで自由自在にトリックを繰り返していたのが非常に印象的でありました。







会場には今期よりAJSAのオフィシャルサプライヤーとなったJRSがテックデッキのブース展開。
大会以上に盛り上がりを見せる場面もアリ、少し困ったもんではありましたが、選手以外でも
大会会場で楽しめる事が増える事は良い事なので、今後ともお願いしていきましょう(笑)!


決勝でもやはり吉川楓が飛ばします。いや飛んでいました!
準優勝の西川礼(ムラサキX-DOME)に23ポイント差とブッチギリで開幕戦優勝!
私見ではありますがオフシーズンの乗り込みが素晴らしい効果を上げているのでしょうか、
安定感とスタイルが激しく上達している様に感じております。
今年の台風の目になるのかな?

技巧派、猛烈アタック派、マイペース派と入り乱れ、個性豊かなファイナリスト達に
今年の関東アマチュア地区サーキットも、昨年以上に盛り上がる事を確信した次第であります。



8位:根岸空(トリックスター)

 

7位:守重琳央(ダブルフェイス)



6位:田中陽(ハックルベリー)



5位:山岸倫生(ムラサキX-DOME)



4位:芳賀己太郎(5050)



3位:飯田泰彦(ムラサキ本厚木)



2位:西川礼(ムラサキX-DOME)



優勝:吉川楓(AXIS)




同日開催で色々なイベントが開催されていたようですが、多くの皆様にお集まりいただき感謝です!
第2戦はX-DOME海老名。正式にクローズが発表されたばかりですが、色々なドラマを生んだ会場です。
感謝の気持ちは盛り上がる事でしか表現できませんので、皆様、よろしくお願いします。








photo ta-low   text:AJSA