2015関東アマチュア地区サーキット結果





関東アマでは初開催となる山梨県甲府市の郊外に在るモッシーズ。
長年にわたり公認SHOP大会としてモッシーズカップを開催している事もあって知名度は高い。
近くに富士山を望む事から標高も高いので、天候が読みにくいのが難点か?

本日も参加者総出による雑巾がけから大会が始まった(始まったら天気の心配はありませんでした)。



くしくも本日は5地区で5大会が同時開催!
いつもは交流のある東北や中部の選手の参加者がゼロ、そして少し遠出ということもあり
エントリーは少なめの28選手で予選スタート!



時間はタップリあるので練習時間を多めに挟みながら予選終了。
上位は常連が顔を揃えているが、楽しみな名前もチラホラあって決勝も楽しそうです。



予定より少し早めの決勝開始。
全日本アマチュア選手権の最終トライアルだけあって、当落線上の選手の気合いが凄い!
コンパクトながらバラエティーに計算されたパークが盛り上げる!


16位:井上青空(MOSSY'S)


15位:犬川空汰(TRINITY)


14位:藤川柊三郎(TRINITY)


13位:池田大暉(5050)


12位:戸倉大鳳(インスタント)


11位:内山 朝陽(プロショップカスタム)


10位:渡辺星那(5050)


9位:寺井裕次郎(カットバック)


8位:中島大紀(5050)


7位:山下京之助(5050)


6位:佐々木諒(MOSSY'S)


5位:岸海玖空(ムラサキ八王子)


4位:加瀬悠月(カットバック)


3位:(芳賀己太郎)5050


2位:武田 大輝(TRINITY)


優勝:星野大喜(FAMILY)


年間チャンピオンは今回も優勝の星野。全日本へ向かって頑張って欲しい!


















前日夕方の天気予報は「曇り一時雨」。午前中は60%、午後は20%となっていた。
この予報では前日に中止を発表するには理由が弱いのだが、もし予報が外れてしまったら、、、

今までも何度も経験している中途半端な空模様。
横浜の家を出る時は小雨。首都高速でお台場辺りを走っていた時はドシャ降りの雨。

でも千葉は降っていなかった! 路面も乾いて選手はすでに滑り込んでるし(驚)!

という事で天気予報通り雨もあがり、定刻通りエントリー受付が始まった。



第2戦のエントリーは65名。
前回の横須賀が58名だから7名増員。決勝に進めるのは16名。
泣き出しそうな曇り空の下、これまた定刻通りに予選スタート。



左から早川、秋山、西川、亀岡、冨田の5名ジャッジ。プロの大会でも大丈夫な布陣。



MCはインスタント本間さん(右)、アマチュアのMCは地元なので年にこの大会のみと貴重!
TKに城南島スクール教頭の後藤先生(左)、AJSA公認インストラクター資格保持者!
もちろん、こちらもプロの大会でも大丈夫な布陣。贅沢なスタッフです。




予選は6グループに分けて進めるAJSA独特のルール。

以下、予選結果となります。



午後からは太陽も出てきて雨の心配は無くなった。
決勝は2トライ。予選と同じ滑りでは上位に行けない事は最近の常識。
全員の選手がルーティーンに難度を上げたトリックを入れて、果敢に攻めていた。

メイクした人は喜び、トライに失敗した人は悔しい。
でも「やりきった感」は全ての選手から感じられた。これでいいのだ!


8位:吉川楓(AXIS)



7位:西村 碧莉(ムラサキパーク東京)



6位:戸倉 大鳳(インスタント)



5位:柴崎 敦(カットバック)



4位:会田奈生(インスタント)



3位:芳賀己太郎(5050)




準優勝:星野大喜(FAMILY)




優勝:安藤陸(Loowtown Skate Club)






早いもので今年も第2戦が終了。
全日本アマチュア選手権へのポイント獲得なども気になりだす頃でしょう。
最終戦は9/6に初開催の山梨MOSSY'Sとなります。

とても波乱な予感がする、、、、。







写真&文章:AJSA事務局










今年も例年どおり、全国15大会のトップを切って開催された関東アマ開幕戦。
地元のボス亀岡氏を中心にストリート系のセクションがバランスよく配置されている

お馴染みのうみかぜ公園が会場となった。

昨年の全日本アマ選手権で、この関東地区を主戦場にしている選手7名が公認プロへ昇格し、
次の時代を占う意味でも、非常に興味深い開幕戦となる。

大会を運営する事務局的に、事前の準備段階で感じた事をお知らせすると、
・初めてAJSAに参加する選手は58名中で約25名。
・とりあえず低年齢化にストップがかかり、15〜16才のヤングガンが増えてきた。
この2つが裏話的に皆さんにも興味を持っていただける話しではなかろうか?





会場に来ていた皆さんは気付いたと思いますが、今年から開会式の後に集合写真を撮る事にしました。
リザルツだけではなく、大人になった時に「若かった頃の想い出」として利用してくれると嬉しいです。

さてさて、そんなこんなで予選は定刻にスタートしましたが予選10番目の吉川楓選手が滑走中に
予想外の雨がパラパラ落ちてきて1度目の中断。

20分ほどの中断を挟んでリスタートしたものの19番目の会田奈生選手の滑走中に再びパラパラ!
雨雲レーダーなど最近は便利グッツも増えてきたので、スタッフで競技した結果
「ハラハラしながら続けても誰にも良い事が無い!」と判断して1時間のブレイクを決定しました。



予定通り午後2時から再開。その後は雨に悩まされる事も無く、無事に予選を終了する事が出来ました。
選手、および応援の皆さんに、この場をかりてご理解、ご協力を頂けた事に感謝いたします。





冒頭にお話しした初参加の選手から決勝に進出した選手は残念ながら居ませんでした。
やはり全国屈指のハイレベルな関東、結局は次世代を担う常連選手のみの決勝になりました。
(少しだけ期待していたのに残念!)

運営雑務や写真撮影をしていたので、選手の滑りを全て見ていた訳ではない立場なので
的確な言葉ではないかも知れませんが、年度の開幕戦という事で大半は安全第一に滑っちゃったかな?

ここで某ジャッジの独り言
「個人的にはもっと驚かして欲しかった。
俺が盛り上がったのはヤス、カエデ、リオ、あとタイヨウくらいかな。
技数よりクオリティ。確実性よりスピードと高さ。
アマチュアのこの大会では通用しても、上、ましてや世界じゃ今回のレベルじゃ通用しないです。
どんどん上を目指して欲しいものです。」

誤解が無いように追加しておきますね。
ここ数年で日本人選手も本当の意味で海外進出が増えてきました。
少し前のアマ地区戦はプロ資格というゴールの意味も大きかったんだけど、
今ではプロ戦だって世界への通過点という考えが主流になってきています。
自分が「世界へ」なんて大げさかも知れませんが、我々は「世界へ」を応援するために
それぞれの先輩達が協力して頑張っています。

もちろん「楽しむ事!」も大切だし、大歓迎です!
でもリミッター外したほうが「めちゃめちゃ楽しい!」と思うんだけど、、、、


16位:柴崎敦(カットバック)


15位:齋藤丈太郎(ムラサキ原宿)


14位:守重琳央(ダブルフェイス)


13位:小笠原輝(ELEMENT)


12位:会田奈生(インスタント)


11位:池田大暉(5050)


10位:山下京之助(5050)


9位:安藤陸(Loowtown Skate Club)


8位:佐々木諒(ムラサキ藤沢)


7位:芝崎太陽(F2O PARK)


6位:武田大輝(TRINITY)


5位:佐々木真那(FLAKE)


4位:吉川楓(AXIS)


3位:飯田泰彦(ムラサキ本厚木)


2位:矢口莉久(ムラサキ港北)


優勝:星野大喜(FAMILY)




過去に優勝経験のある吉川楓が4位、同じく飯田泰彦が3位と強豪を抑えて残ったのは
どちらが勝っても初優勝の2名。結果は星野大喜が優勝あめでとう!


決勝では5名が200点オーバーと、辛口な文章とは裏腹にハイレベル!!
それはそれ、これはこれでジャッジの皆さんも頭を悩ませながら真剣に採点をしています。
ただ、ジャッジの好みという面でも、数字を解析すると面白い事がわかるのですが、、、
そんな事を考えてスケートしても面白くないので省略します。
もちろん5審3採での採点ですので、順位が大きく動く事は有りませんので心配ご無用です。








横須賀大会名物?となったカメちゃんジャンケン!
アマチュア選手には大会で上位入賞しないとゲットできないAJSAダイジェストDVD。
某雑誌の付録とは微妙に別バージョン(らしい)レアもの!





写真&文章:AJSA事務局