関西アマ第3戦、北神戸田園も灼熱地獄でした!(泣)












前回の京都火打に続き、2戦連続で灼熱地獄となった今年の関西サーキット最終戦! エントリーの方は前回を下回る46名、内女子が2名となったが、それでもこの最終戦で全日本の出場メンバーが決まるとあって、内容の濃い素晴らしい内容のコンテストとなった!

受付担当のパンク姉さん、河村ジャッジ、則本ナース!



エントリー受付風景







左から、奥野、野上、森岡、河合、河村ジャッジ。



最終戦もMCはヒデ、タイムキーパーもパンク姉さんです。



音響担当は久々の坂田亜璃釈!



こちらは大会本部。



河合プロを撮影する野上ジャッジ!



スタート順も張り出されて、予選スタートです!



まず予選でブチかましてきたのが柿谷ブラザーズ! 兄の斗輝がノーミスの素晴らしい滑りで238ポイントを叩き出せば、弟の季輝もこれまたテンポの良い完成度の高い滑りで232ポイントを獲得! 兄弟ワンツーで予選を通過。3位には第1戦の永楽で優勝、第2戦の火打でも3位に入り、ここまでポイントランキングトップの甲斐穂澄が223ポイントで通過。4位通過はムラサキ 梅田NU茶屋町の中川友揮がミスの少ない安定した滑りで219ポイント獲得。5位通過はSPOTAKAの津田新。彼もミスの少ない安定した滑りで214ポイントを獲得。因みに、彼のお父さんも以前はこのAJSAのコンテストに数多く出場していたバリバリのスケーターだ! そしてムラサキ橿原の岸上晃己が地味な存在ながらも、コース全体を使ったバランスの良い滑りで210ポイント6位通過。7位にPSJスケートボードアカデミー石橋日向、8位通過は前日の九州沖縄大会で3位に入賞した広島の増田俺士が続いた。



以下はファイナリストの16名!


16位 増田 俺士(ムラサキ 廿日市 )133ポイント




予選はそこそこの滑りで8位通過したものの、決勝では思うようなライディングが出来なかった様だ。前日の九州沖縄大会の参戦で移動の疲れが出たのだろうか? それでも今回の3位に入賞で全日本行きは確実だろう! 全日本で会えるのを楽しみにしている。


15位 山附 直也(TRIAL)138ポイント




皆さんご存知、昨年このAJSA関西からプロに昇格した山附明夢のお父さんだ! 今大会では38歳と言う年齢にもかかわらず、素晴らしい内容の滑りを見せてくれた。予選から少し順位を下げたが、クゥオーターバンクで魅せたバックサイドスミス、フィーブルtoフェイキーはスタイリッシュでカッコ良かった! 彼は昨年の全日本選手権でもマスターズクラスで優勝している。


14位 春名 海里(ムラサキ 岡山)148ポイント




岡山からエントリーのカイリ。彼もまた決勝では予選から順位を下げてしまった。とても印象に残る滑りをする選手だった様に思う。スタイリッシュながらも、それぞれのトリックがダイナミックでかっこ良い。これからが楽しみな選手だ!


13位 山下 魁正(Flake)150ポイント




Flakeからエントリーのカイセイ。今大会が初の決勝進出となった。Flakeのライダーと言うだけあって、アールセクションでのトリックや、回し系のトリックは抜群に上手い! まだまだ体は小さいが、将来大きくなれば間違いなく上位に食い込んでくる選手だろう。


12位 平田 琉翔(IS OLLIES)158ポイント




今回のルカは少し調子が悪かった様だ。それでも決勝では2つ順位を上げた! 第1戦で4位、第2戦でも5位に入り、ポイントランキングでも上位をキープしている。全日本は万全の体制で臨んで欲しい。


11位 津田 新(SPOTAKA)186ポイント




予選では214ポイントをマークしたが、決勝ではグッとポイント落としてしまった。それでも滑りは流石に父親譲り! トリックのチョイスもスタイルも申し分無し。今後は更に滑に磨きをかけて上位を狙って欲しい。


10位 柿谷 斗輝(ハスコ・エンタープライズ)196ポイント




決勝では自分のスタイル、自分の信念、自分の魅せ方を貫いた! 今大会で間違いなく己の存在感を見せつけたのではないだろうか!? 決勝ではルーティーンこそままならなかったが、最後にバンクtoバンクで魅せたブッ飛びフロントフリップは、会場にいた誰もがド肝を抜かれてしまった!


9位 石橋 日向(PSJ スケートボードアカデミー)198ポイント




ヒナタも予選の7位から2つ順位を下げてしまった。長身から繰り出すスタイリッシュで安定したライディングは見ていて気持良い! もう少しアール系でのトリックを増やせばバランスが良くなるのではないか!? 全日本への出場権は微妙なところだが、今回の成績がどう響くのか? 良い結果を期待しよう。


8位 前田 大和(MDP スケートパーク)201ポイント




予選決勝ともに9位。全日本出場に向けてポイント的にはまず問題無いだろう。持ち前のクイックでコミカルな滑りを最大限生かして全日本に臨んで欲しい。


7位 岸上 晃己(ムラサキ 橿原)204ポイント




大会終了後に全日本出場権について心配していたコウキ。決勝では1つ順位を下げたが、10ポイントゲット! はたして全日本出場の行方はどうなるのか?


6位 中川 友揮(ムラサキ 梅田NU茶屋町)209ポイント




最近のトモキは体も大きくなり、大会ごとに滑りが安定してきている様に思う。上位に食い込んだ秘訣としては、スタイルや完成度にこだわった滑りが評価されたのでは無いだろうか? 全日本でもこの調子で頑張って欲しい。


5位 薮下 桃平(SPOTAKA)212ポイント




予選は16位ギリギリで通過したものの、決勝では今回も桃平パワーが炸裂! 小学4年生ながらも、ハンドレールで見せたバックサイドリップ、フリップからのボードスライドは絶品! 全日本では間違いなくやらかしてくれる事だろう! かなり楽しみだ!


4位 中嶋 暖(PSJ スケートボードアカデミー)223ポイント




今大会でのハルは良かった。ミスもほとんど無く、その滑りは安定性が増して完成度も高い。今回の4入賞で全日本行きは確実! 今後はその滑りに磨きをかけ、万全の体制で全日本に臨んで欲しい。


3位 甲斐 穂澄(FIVE CROSS)245ポイント





予選3位、決勝3位、前回の第2戦でも3位。333、フィーバーだ! 毎回の事だが、完成度と安定感がハンパない! 常に高得点を稼ぎ出すその滑りは、見ていて全く不安要素が無い。モヒカンパワー炸裂でプロ昇格に王手をかける!


2位 柿谷 季輝(ハスコ・エンタープライズ)246ポイント





ここにきて柿谷ブラザーズの弟、キキがめちゃくちゃ調子イイ! 第1戦では予選落ちしたものの、第2戦7位、そして今回が準優勝と、全日本行きの切符を確実なモノとした。彼の持ち前はそのスタイルとスピード、そしてテンポの良さ。全日本での上位入賞に期待がかかる。


1位 今村 怜也(ムラサキ 久御山)254ポイント





決勝2本目の滑りはジャッジ5人全員が80点以上を付ける素晴らしい内容の滑りだった。誰もが認めるそのスタイリッシュな滑りに加え、技の難度、完成度、スピード、トリックのチョイス、高さ、ディスタンス、バランス、パーフェクトなランだった! 昨年の全日本ではセミファイナルファイナルで敗退し、涙を飲んだトキヤ。今年の全日本はリベンジ! 今年こそは是非ともプロ昇格を果たして欲しい!


オープンクラス入賞者
左から山附プロ、梅尾プロ、2位柿谷選手、優勝 今村選手、3位 甲斐選手、浅井プロ、服部プロ。




1位から8位までの入賞者、みんなおめでとう!




レディースクラス入賞者
左から服部プロ、山附プロ、優勝 上村選手、2位 北野選手、浅井プロ、梅尾プロ。




今回のMCヒデ賞は、いつものど飴をくれたり、MCの気遣いをしてくれるのと、練習中ロケットエアーの体勢でクォーターバンクに入って飛んだ後、普通に立ってフェイキーで戻ったトリックが良かった中嶋暖選手!




タイムキーパー パンク賞は、女子でまだまだ体も小さく、トリックは大きく無いが、ラストトリック以外ノーミス! 笑顔もニコニコで良い感じだった上村葵選手!




DJ亜璃釈賞は、ハンドレールでメイクしたフリップinボードスライドが印象的だった薮下桃平選手!




ジャッジ奥野賞は、小さい体で精一杯コースを回っていた上村大悟選手!




ジャッジ森岡賞は、予選1位通過にもかかわらず、決勝で自分のやりたい事を貫いてレコードを残した柿谷斗輝選手!



ジャッジ河村賞は、いつもの調子が出なかった平田琉翔選手、数少ない女子の中で頑張っていた上村葵選手、足がつってもトライし続けた春名海里選手の3名に!




そして最後、塩谷賞は今村怜也選手! 決勝2本目は鳥肌モンでした!






以上で今年のAJSA関西サーキットは3戦全て無事に終了いたしました。全日本出場メンバーが気になるところですが、切符を手にした選手は怪我にだけは気を付けて、東静岡は是非とも頑張って欲しいと思います。また惜しくも今年全日本に行けなかった選手においては残念ではありますが、来年、再来年とAJSAはずっと続いていきます。将来を見据え、目標をしっかりと持ち、これからも頑張って行って欲しいと思います。

それではまた来年お会いしましょう!

(写真 / 文 塩谷眞吾)









関西アマ第2戦、灼熱の京都を制したのは!?









京都名物、灼熱の火打形! 雨天による2回もの延期を余儀なくされたが、梅雨の合間をぬって何とか開催に漕ぎ着ける事が出来た!

当日は雨の心配は無かったものの、非常に蒸し暑い中での開催となったが、それでも岡山や広島、台湾と言った国外からのエントリーもあり、57名のスケーター達による熱いバトルが繰り広げられた。

エントリー受付風景





左から、森岡、四方、河村、河合、日高ジャッジ。



MCのヒデ、タイムキーパーのパンク姉さん。



音響担当はポッド&リビングデッド!



パンク姉さんと、元AJSA全日本バートチャンプの宮崎努!










コンテスト前のライダーズミーティング



スタート順を確認する選手達




火打形はストリートにパークテイストがミックスされたコース内容。さらには10フィートのボールまであるので、前回のゆめの森とはまた違った内容になる事が予想されたのだが、、、


では予選から。

予選を1位で通過したのは第1戦の覇者、FIVE CROSSの甲斐穂澄。トリックの難度に安定さも加えて223ポイントを獲得。2位通過はムラサキ久御山の今村怜也。スタイリッシュでキレのあるライディングで223ポイント同率1位! トキヤは前回の第1戦で14位に留まっているだけあって、今回の巻き返しが期待される。そして3位には大阪ヤングガンズの薮下桃平。小学生4年生ながらも難度の高いトリックを連発し、ギャラリーやジャッジへのアピールもバッチリで、222ポイントを獲得。4位にはIS OLLIESの平田琉翔。第1戦でも4位に入っているだけあって注目の選手だ! 5位にはFIVE CROSSの今野力之涼。ボールでのトリックをメインに、スピードのあるライディングで219ポイントを獲得した。続いて6位にはPSJスケートボードアカデミーの中嶋暖が。バンクtoバンク、縁石、アールと、コース全体を使ったルーティーンで215ポイント獲得。7位にはムラサキ草津の今宿悠陽、8位にFIVE CROSSの藤田大雅、9位BELLSの内田琉已、そして10位には柿谷ブラザーズの弟、柿谷季輝が208ポイントで続いた。




ファイナルの16名はいつもの様にポートレート付きで!

16位 谷本 零和(IS OLLIES )143ポイント





残念ながら今回のレオはミスが目立った様だ。予選は207ポイントで13位通過だったが、決勝では最下位と言う残念な結果に終わった。次回第3戦田園では是非とも上位に食い込んでもらいたい。


15位 岸上 晃己(ムラサキ 橿原)168ポイント





決勝進出は初! フリップ系が得意の選手。まだまだ体は小さいが、テンポよくトリックを送り出していた。今回は予選から1つ順位を上げて15位。


14位 井上 陽太(ALUT)171ポイント





陽太も今回はイマイチ技が決まらずパッとしなかった。公開練習では難度の高いトリックを順調にメイクしていた様たが、本番ではちょっと焦りが見えたのか? メイク率が振るわなかった。これでめげずに、次回の田園もエントリーして上位を目指して欲しい。


13位 今野 力之涼(FIVE CROSS)188ポイント





バンクtoバンクでのオーリートゥーワンフット、ボールでのプロント50−50からのリバース、フロントフィーブル、クオーターバンクから飛び出のFサイドノーズボーン27アウトと、全てスピードがあって超カッコ良かった!


12位 小? 巧(ムラサキ 大日)191ポイント





毎回のことながら決勝には必ずコマを進めてくる選手だが、今回は予選から2つ順位を上げただけに留まった。暑さにバテたのか、少し滑りに元気がない様に思えた。次回の田園での巻き返しを期待している。


11位 チャオ シン シュン(5050)201ポイント





はるばる台湾からエントリーの選手。どちらかと言えばアール系よりもフラット、ストリート系が得意の選手の様だ。フリップ系のトリックを中心に、各セクションを積極的に攻め、201ポイントを獲得! 日本人選手からも「上手い」「ヤバい」の声が上がっていた。またどこかで会えるのを楽しみにしている。


10位 内田 琉已(BELLS)202ポイント





先日、鵠沼のパークで行われた湘南オープンで優勝している選手。小柄な体型ながらも、ボールで繰り出すフロントサイドエアーは今大会1番の高さだった! アール中心の滑りではあるが、ストリートセクションもそれなりに使っていた。ボールでのリーンtoテール、マドンナをとてもクリーンに決めていた。


9位 今宿 悠陽(ムラサキ 草津)203ポイント





予選では好調な滑りで7位通過したが、決勝では2つ順位を落としてしまった。それでもアールからストリートまで、そつなくこなす滑りはお見事! 第1戦でも決勝に駒を進めており、彼もまた将来が楽しみな選手の1人。第3戦の滑りにも注目したい。


8位 中嶋 暖(PSJ スケートボードアカデミー)204ポイント





ハルも決勝では予選から2つ順位を下げてしまった。それでも予選でのライディング同様、コース全体を使った安定した滑りで会場を盛り上げた! ミスさえ克服すれば表彰台に最も近い選手の1人。次回の田園が非常に楽しみだ!


7位 柿谷 季輝(ムラサキ 大和郡山)205ポイント





トキの滑りがヤバい! 表彰台こそゲット出来なかったものの、予選、決勝共に素晴らしい滑りを披露した! ボールでのFテール、オーリーアップからのFスミス、飛び出しからのフリップ、どれもスピードとスタイルがあって、めちゃくちゃカッコ良かった! 次回の第3戦もこの調子で臨んで欲しい!


6位 中川 友揮(ムラサキ 梅田NU茶屋町)208ポイント





決勝でも予選の6位と順位は変わらず。以前と比べると顔も体も一段と大きく、大人っぽくなって来た。もちろん滑りもそうなって来た様に思う。1つ1つのトリックが安定していて大きく見える。アールセクションでのトリックをもう少し増やして行けば、更に上位を狙えるのではないだろうか!?


5位 平田 琉翔(IS OLLIES)210ポイント





ルカも予選と順位は変わらず。第1戦では4位、そして今回が5位。今年に入って徐々に頭角を現してきている選手だ。とにかくトリックのメイク率がハンパない! これにトリックの完成度が加われば鬼に金棒だろう! 次回第3戦でも間違いなく上位に食い込んで来るであろう選手の1人。


4位 薮下 桃平(SPOTAKA)216ポイント





桃平パワー炸裂! 予選3位、決勝4位。素晴らしい成績だ! 昨年は全日本のキッズクラスで優勝、今年に入って関西第1戦では予選落ちしたものの、九州沖縄サーキット第2戦にエントリーし、5位に入賞している。Qバンクで繰り出すフロントフリップは絶品! 今回の火打形には得意のレールセクションが無かったが、次回の田園ではぜひとも大暴れしてほしい。


3位 甲斐 穂澄(FIVE CROSS)217ポイント








第1戦の覇者、甲斐穂澄。予選1位通過と、大会2連覇が期待されたが、決勝では少しミスがたたってしまった。2つ順位を落として3位と言う成績。トリックの完成度、安定性は抜群! ボールセクション、ストリートセクションと積極的に攻め、決勝では217ポイントを獲得。


2位 今村 怜也(ムラサキ 久御山)229ポイント







今回のトキヤは何とか逃げ切った! 第1戦では決勝に進出するも、ミスが目立って14位終わったが、今回は完成度、スタイル、メイク率、スピード、全てが安定していた。この調子で第3戦、そして全日本と、是非とも表彰台をゲットして欲しい!


1位 藤田 大雅(FIVE CROSS)232ポイント







もはや言う事なし! 今大会でのタイガは文句無しだった。ボールで見せたハーフキャブからのBサイドブラント、鳥肌モンでした! 今回の結果に甘んじる事無く、第3戦も気を引き締めて臨んで欲しい。もちろん全日本での上位入賞も期待している。


結果発表を待つ選手達



左から河合プロ、2位 今村選手、優勝 藤田選手、3位 甲斐選手。



1位から8位までの入賞者、みんなおめでとう!



レディースクラス入賞者



左から2位 中島選手、優勝 石丸選手、3位 服部選手。

MC今井ヒデ賞は、「調子が良ければノーミス!」のアナウンスに鬼ゴケした中川選手!



ジャッジ河合賞は、ルーティーンが素晴らしかった柿谷選手!



ジャッジ日高賞は、ボールで熱い男の滑りを炸裂した今野選手!



ジャッジ四方賞は、遥々台湾からエントリーしてくれたチャオ選手に!



タイムキーパー パンク賞は、初出場ながらも攻め攻めの滑りだった中島選手!



塩谷賞は、トリックのメイク率100%の平田選手と、フロントエアーぶっ飛びの内田選手に!





そして最後、京都火打形ローカル賞に今宿選手が選ばれた!










最終戦になる次回の第3戦は、9月8日、まだまだ熱い北神戸田園での開催です。体調管理、水分補給、その他もろもろ、万全の体制で臨んで下さい。

(写真 / 文 塩谷眞吾)










2019 AJSA 関西アマチュアサーキット開幕!





今年の開幕戦も昨年と同じく、大阪府泉南郡熊取町の「永楽ゆめの森公園スケートボード広場」での開催。関西エリア以外の岡山や広島、四国の徳島、さらには九州の宮崎からもエントリーがあり、63名のライダー達によって熱い戦いが繰り広げられた。


エントリー受付風景










左から、河合、岸田、森岡、河村、奥野ジャッジ




MCのヒデ、タイムキーパーのパンク姉さん。




音響担当はヴェニス




こんな人も






コンテスト前のライダーズミーティング




スタート順を確認する選手達






予選を1位で通過したのは、ムラサキ大和郡山からエントリーの柿谷斗輝。左腕を骨折しているにも関わらず、ノーミスでスピードのある素晴らしいライディングを披露した。2位にはFIVE CROSSの藤田大雅が難度の高いトリックを連発、253ポイントを獲得した。そして昨年の全日本で準決勝敗退に終わり、涙を飲んだムラサキ久御山の今村怜也が、スタイリッシュで安定したいつもの滑りで3位に付けた。4位にはIS OLLIESの平田琉翔、5位ムラサキ廿日市の増田俺士、6位ムラサキ倉敷の廣藤陸と続いた。また今大会、7名のエントリーがあった女子からも、MDPスケートパークの前田日菜が、男子顔負けのライディングを披露し、13位通過で決勝進出を果たした。






ではいつもの様に16名のファイナリストをポートレート付きで!



16位 武田 峻太朗(ムラサキ 大和郡山)185ポイント





見た感じは少し地味な印象だが、難度の高いトリックを所々に織り交ぜながら、安定したライディングだった。今後もどんどん自己のスキルを上げて、上位に食い込んで欲しい。



15位 武田 悠杜(ムラサキ 大和郡山)189ポイント





小柄な体型ながらもスピードを生かしたライディングで好印象だったのではないか!? 持ち技も多くスタイルもある。今後は間違い無く頭角を現して来る選手だろう。



14位 今村 怜也(ムラサキ 久御山)192ポイント





決勝ではミスが目立ち、予選3位から大きく順を下げてしまった。それでも難度、スタイル、スピードと、どれを取っても申し分のない選手。気持ちを入れ替えて今後の大会に臨んで欲しい!



13位 廣藤 陸(ムラサキ 倉敷)193ポイント





倉敷からエントリーの廣藤選手。長身から繰り出すトリックは、どれもがテンポ良くスタイルがあって安定している。あと大技を2つ、3つプラス出来れば、さらに上位を狙えるだろう。



12位 増田 俺士(ムラサキ 廿日市)194ポイント





広島からエントリーの増田選手も小さな体型ながらもスピードがあって、トリッキーなライディングの持ち主だ! 写真のバックサイドリップスライドも、お見事の一言に尽きる。



11位 藤本 賢令(FIVE CROSS)196ポイント





予選の8位から少し順位を落とした藤本選手だったが、それでもレールやボックスを中心にトリックを連発した。ここ最近では最も上達の早い選手の一人。これからが楽しみな選手だ。



10位 谷本 零和(IS OLLIES )197ポイント





とにかく回してからのレールトリックがヤバい! 表情からしても、非常に楽しみながらスケートしている印象がある選手だ。と言うより、スケートの楽しみ方を良く知っている選手だと思う。関西では間違い無く要チェックのライダーだ。



9位 津田 新(SPOTAKA)201ポイント





彼も小柄で、存在感のない選手(笑) だが、滑りは素晴らしい内容だった! どのセクションでもガンガン攻めて行く所が素晴らしい。決勝では予選から1つ順位を上げた。彼もまた、将来が楽しみな選手だ。



8位 前田 大和(MDP スケートパーク)202ポイント





以前のハナタレ小僧が、一気にワルガキに変身したと言ったところか? ここ最近では自身の父親が作ったパーク、通称「ヒナパー」で滑り込んでいるだけあって、上達が目覚ましい! 頭角を現わすのも時間の問題だろう。



7位 前田 日菜(MDP スケートパーク)205ポイント





今大会、7名のエントリーがあったレディース選手唯一の決勝進出者。先ほどの前田大和選手の姉で、彼女もヒナパーで技を磨いている。以前と比べるとミスが断然少なくなった。今回はロンドンで行われたSLSに参戦の西谷椛選手が欠場していたが、今後は彼女との関西女王争いが楽しみだ。



6位 今宿 悠陽(ムラサキ 草津)228ポイント





予選でデッキを折ってしまい、レンタルボードでの決勝。以前から気にはなっていたが、とりあえずレール、ボックス、フラット、アールと、何でも上手い! もちろん、回し系も上手い! となれば期待も掛かる。全日本を目指して頑張って欲しい。



5位 藤田 大雅(FIVE CROSS)250ポイント





パーク、ボール寄りの選手だが、ストリートもレベルの高い滑りの持ち主。ブラント系のトリックが得意な選手だ。予選ではノーミスの滑りで2位に付けたが、決勝では3つ順位を下げた。アールが得意なだけに、次回の京都が楽しみだ。



4位 平田 琉翔(IS OLLIES)251ポイント





予選、決勝、共に4位。とにかく滑りが安定している。セクション全体をバランス良く使い、難度の高いトリックをサラリとこなしていた。完成度の高さは日頃の練習量の豊富さを感じさせる。彼も今後注目の選手の1人だ。



3位 柿谷 斗輝(ムラサキ 大和郡山)264ポイント







決勝ではノーミスの素晴らしい滑りで1位通過の柿谷選手だったが、決勝ではほんの少しミスが響いて3位にとどまった。それでも諦めず、最後までトライする姿勢は流石! 今年は昨年にも増して、全国の色々なコンテストに参戦しているだけあって、コンテストでの勝ち方も解って来た様だ。第2戦、第3戦での滑りが楽しみだ。



2位 小柳 巧(ムラサキ 大日)265ポイント







今回のタクミは非常に良かったのではないか? 予選11位から決勝ではグッと順位を上げ、2位に入賞。お見事だった。繰り出すトリックが全てキマったと言った印象。ここ最近では2年連続で全日本に出場しているだけあって、今年こそはプロ昇格を果たして欲しい!



1位 甲斐 穂澄(FIVE CROSS)268ポイント









うむ。いきなり来てしまった、、、 予選ではパッとしなかったが、決勝ではノーミスの文句なしの滑り。何が良かったのかと言えば、おそらく完成度、クリーンさだと思う。安定感がハンパなかった。もちろんバラエティー、コンビネーション、スピード、トリックの難度と、どれもが良かった。ミニランプや、パーク系の滑りが得意な選手だが、今回はストリートのスキルの高さも見せつけた。この調子で残り2戦、そして全日本と、ガンガンにコマをすすめて欲しい!


左から浅井プロ、2位 小柳選手、優勝 甲斐選手、3位柿谷選手、梅生プロ




1位から8位までの入賞者 みんなおめでとう!




レディースクラス入賞者
左からプレゼンターを務めてくれたパンク姉さん、2位 北野選手、優勝 前田選手、3位 石丸選手




MC今井ヒデ賞は、スタイリッシュな滑りの今村怜也選手




ジャッジ河村賞は、ハードな滑りが印象的だった前田大和選手




ジャッジ奥野&森岡賞は、難度の高いトリックを決めた石丸葵選手




パンク賞は、前田日菜




そして塩谷賞は、薮下桃平選手に贈られた!










次回の第2戦は6月30日、京都の火打形公園スケートボードパークでの開催です。非常に熱い時期での開催になるので、体調管理、熱中症対策など、十分に気をつけて大会に臨んで下さい!



(写真 / 文 塩谷眞吾)