2024年7月2日情報更新:
令和6年6月30日、神奈川県藤沢市の秋葉大体育館第2駐車場特設会場にて、AJSA-タイムアタックサーキットが開幕しました。
今会場での開催は昨年に続き2回目となるが、相変わらずの荒い路面に加えて、この日は向かい風が選手たちを悩ませた。
競技の方は、オープンクラスの予選から開始。
ロングスパンクラスの予選通過トップは、お馴染みの西谷流星。続いて米山力、岸田周、五十嵐直樹と続いた。
紅一点決勝に駒を進めた中西涼樺であったが8位と、決勝トーナメントの1回戦でトップの西谷との対戦となるが、何があるか分からない、1ミスで大番狂せがあるのが決勝トーナメント。
ショートスパンも西谷が貫禄の速さでトップ通過。2位に塚本宗次郎と日本代表選手が続き、3番手は宇野順司(前回の代表選手)そして、またもや中西涼樺が8位となり、決勝の1回戦で西谷とぶつかる組み合わせとなった。
続いてビギナークラスの予選決勝が行われ、宇野一生(宇野順司の息子)がロング、ショート両クラスで優勝!次回はオープンクラスでヨロシク。
ロング2位に小手尊、3位が奈良はるき。ショートが2位に本間力、3位が高木賢心と続く。詳細は別途リザルツをご覧ください。
今回番外編として、サーフスケートスラロームという新たなカテゴリーを、斜壁協会会長の岸田周氏が考案し、エキシビジョン(お遊び)でやってみました。
コース(パイロンのセット)はスラロームからのUターン、からのプッシュしてUターン。
パイロン倒してもペナルティ無し、転んでも、コース間違えても戻ればOKという、なんとも緩いルール。
途中から雨が降ってきて、ウエットコンデェションになってもお構い無しでドリフトターンって感じで、普段厳格なコンマ数秒を争う競技とは一線を画すデタラメレース…でも楽しい。この競技?を煮詰めて明確なルールを作ることはナンセンスです。と思います。
さて、メインイベントのオープンクラスの決勝デュアルレースは、ショボショボと雨が降り路面はウエットコンデションのまま。スマホの雨雲レーダーと睨めっこしていても、回復の見込みなしと判断し残念ながらキャンセルとしました。
オープンクラスは予選の結果を持って最終リザルツとします。
第1戦が終了したところで、年間ランクのトップはダブル優勝の西谷流星。
9月にはイタリアで行われるワールドスケートゲームに参加予定なので、この調子でカッ飛んでもらいましょう。
ちなみに、塚本宗次郎、中西涼樺、今回出場していなかった酒井章汰も日本代表として参戦予定。ガンバレニッポン。
<AJSA-TAC 藤沢大会 フォト共有サイト>
https://drive.google.com/drive/folders/1-62iUFcF4liIZMjO9OEegUHgMcTE8OQ7
このファイルは一定期間を過ぎると消えてしまうので、欲しい写真がありましたらご自身のパソコンやスマホに保存してください。この写真はアマチュアカメラマンの、永野将吾さんが好意で撮影したものです。個人で楽しむ分には自由に使っていただいて構いませんが、商業目的に使う時には、info@customtruck.jp 平沼までご相談ください。
text by 平沼孝之
2024 AJSAタイムアタックサーキット開幕戦となるデュアルスラローム@秋葉台公園が6月30日に開催が決定しました!!
スラロームとは競技用パイロンをジグザグに通るタイムレースで、スケートボードとしては古くから行われている競技です。
興味を持った方は是非ご参加ください。
<開催概要>
開催日時:6月30日 10時エントリー開始
会場:秋葉第体育館第2駐車場 特設会場
住所:神奈川県藤沢市遠藤2000-1
種目:ロングスパン オープン(パイロン間隔210cm)
ショートスパン オープン(パイロン間隔160cm)
ロングスパン ビギナー(パイロン間隔210cm)
ショートスパン ビギナー(パイロン間隔160cm)
参加費:1種目3000円 1人2種目まで。参加費は当日現地にて現金でお支払い願います。
同一スパンでのオープン、ビギナーのダブルエントリーはできません。
主催:AJSA TAC実行委員会
<エントリーはこらから>
https://peatix.com/event/3953990/view
■■■ AJSA-TAC藤沢大会競技説明とルール ■■■ (※データをダウンロード)
1ビギナークラス
競技形式:シングルスラローム3回トライ(ベストタイムで、勝敗を決する)
(プッシュスタート)
2オープンクラス
競技形式:予選シングルスラローム2回トライ(ベストタイム上位8名が決勝進出)(スタート台使用)
決勝デュアルレーストーナメント
予選上位8名による勝ち抜き戦で、各試合、それぞれの選手が赤コース、
青コースを走り、合計タイムで勝敗を決する。
■シングルスラローム(予選・ビギナークラス)
パイロンを1本倒すと、タイムに0.1秒加算され、パイロンの10%以上倒すと失格。
30本パイロンの場合は4本倒すと失格。パイロン数のカウントは四捨五入するので、パイロンが35本の場合は
5本倒すと失格となる。
その際にパイロンに接触しパイロンをずらした場合、マーキングサークルからパイロンがはみ出ていたら、パイロンが倒れていなくても、倒れたものと見なす。(図1)
また、パイロンをとばしたり(不通過)、転倒した場合は、コースアウトとしてその時点で失格となる。
■デュアルスラローム(オープンクラス決勝)
パイロンを倒した際のペナルティーはシングルスラロームと同じ。
隣を滑走している選手が倒したパイロンが飛んできて、自分のコースのパイロンを倒した場合は元に戻す。
自分が倒してしまったパイロンが飛んで、自分のコースのパイロンを倒した場合はそれもカウントする。
フライング(スタートシグナル前にスタートしてしまう事)は、2回で失格となる
各試合の1レース目に、どちらか一方の選手が失格してしまった場合(パイロン規定数以上倒したり、コースアウトした場合等)失格してしまった選手には2レース目に0.5秒のハンデが加算される。
1レース目に失格してしまった場合は、2レース目で相手選手より0.5秒以上速く走れば勝ち、というわけです。
1レース目で双方の選手が失格してしまった場合は、2レース目の結果で勝敗を決する。
1レース、2レース共に双方の選手が失格した場合は、再レースをおこなう。
2レース目で失格してしまった場合はその時点で相手の勝ちとなる。
<お問い合わせ先>
AJSAタイムアタックサーキット実行委員会
info@customtruck.jp (担当:平沼)