2026年9月7日情報更新:











「アマチュア地区サーキット No.1の充実度」
9月5日、大分市のサポートにより大分駅府内中央口広場にて開催されたAJSA九州地区アマチュアサーキット第3戦は、そう表現しても過言ではないだろう。
それもそのはず、昨年に続き2回目となった大分大会には、他エリアや会場にはない魅力が詰まっている。
まず会場が特設パークである点だ。多くのアマ戦(プロ戦も含め)は既存のスケートパークを使用するため、どうしても新鮮味が薄れ、ローカル有利な側面も否めない。しかし今大会は、多くの人々が行き交う大分駅の目の前。偶然通りかかった人が思わず足を止める光景も見られ、オーディエンスは必然的に増えていく。
日差しや雨を防ぐ屋根付きの観覧席に加え、スケートボードガチャや体験会といったサブコンテンツも充実。アマチュアの地区大会とは思えないほど恵まれた環境に、ライダーたちのモチベーションもおのずと高まり、コンテストは大いに盛り上がった。今年も昨年に負けず劣らずの熱戦が繰り広げられた。
ではガールズ部門から見ていこう。







3位の坂本紬樹乃は、近年の九州女子コンペシーンを牽引する存在。ラストにトライした新技「スイッチバーレーグラインド」は惜しくもメイクとはならなかったが、今後のさらなる完成度に期待を抱かせる滑りを見せた。
2位の増田栞音は、回しインを織り交ぜたレールトリックや飛び出しバンクでのバリアルキックフリップなどを決め、優勝にあと一歩で手が届く位置まで食い込んだ。
その混戦を断ち切って優勝した中村文音は、2位に10点以上の差をつける圧勝劇を演じた。昨年まで関東サーキットで優勝を経験してきた実力者であり、基礎トリックの安定感や難易度は頭ひとつ抜けている。自らのスキルを堂々と見せつけるライディングを披露した。母親のルーツが佐賀にある縁から参戦した今季の九州サーキットで見事地区ランキング1位に輝き、全日本への切符を掴み取った。
続いて男子も白熱の戦いとなった。







3位の冨田柔空は、前日練習をセーブせざるを得ない怪我を抱えながらも、本番では高難度トリックを安定して組み込み見事表彰台を獲得。両足を大きく寝かせたスイッチフロントサイドキックフリップなど、ユニークな技を差し込むスタイルは彼の真骨頂だ。
続く2位は、九州でおなじみ金子ブラザーズの弟・金子錫。スラッピーインのフロントサイド・スミスグラインドや、山型レールをバックサイド・ボードスライドでアップからダウンまで全流しするなど、スピーディーかつ個性際立つトリックセレクションで準優勝を飾った。
そして第2戦に続き連勝を果たしたのは上白石慶虎。予選13位通過から一転、決勝1本目で渾身のフルメイクを披露。メイン、フェイキー、ノーリー、スイッチの4スタンスを巧みに操り、メインレール&ギャップではハードフリップ・バックサイドリップスライドやスイッチフロントサイドキックフリップをメイク。「跳び・回し・擦り」を高次元で融合させた完成度の高いランで84.47ptを叩き出し、2位に9点近い差をつけて完勝した。身体の成長とともにトリックの迫力が増せば、さらなるスコアの上積みも期待できる。全日本の舞台での暴れっぷりが楽しみだ。
ほかにも、予選を堂々トップ通過した4位の増田蒼音や7位の金子銀など、九州シーンを支えてきた実力者たちが見せたスピードとスムーズな動きは流石の一言。さらに9位に終わったものの予選2位通過を果たした酒井陽向(当協会公認プロ・酒井太陽の実弟)など、次世代の台頭も強く印象づけた。
全国的に見ても、近年の九州地区はオリンピック以降の「スポーツとしてのスケートボード」の進化が最も顕著なエリアといえる。大規模パークの建設が相次ぎ、松本雪聖や櫻井壱世といった世界王者を輩出。エントリー数の増加とともに新世代の突き上げも激しさを増している。
これで九州地区の全日本アマ出場者が出揃った。今年は史上初となる九州開催(熊本・KUMAMON URBAN SPORTS PARK)。会場へのアクセスが良い九州勢にとっては事前練習を重ねやすく、アドバンテージとなるはずだ。昨年はプロ昇格者ゼロという悔しい結果に終わった九州だが、地元開催の追い風に乗って今年は栄えあるプロライセンスを何名が勝ち取るのか。
10月末の全日本、そして来シーズンの九州サーキットからも目が離せない。



<大会結果>
男子
1位 上白石 慶虎(ramplabo)
2位 金子 錫(switch park)
3位 冨田 柔空(Players/3S)
女子
1位 中村 文音(インスタント)
2位 増田 栞音(POSSI)
3位 坂本 紬樹乃(cue culture base)
<AJSA2026九州アマチュアサーキット第3戦 リザルトはこちらから>
https://liveheats.jp/events/516696
text & photo by 吉田よしお
2026年9月4日情報更新:
九州サーキット第3戦の開催についてですが、現在、雨予報となっておりますが、
9月5日に予定通り開催する方向で準備を進めております。
【前日4日の練習エリアについてのお知らせ】
14:00〜19:00赤い枠で囲まれたエリアのみ、出場選手の練習が可能となります。
⚠️ 赤い枠の外にあるメインエリアは、まだ滑走できません⚠️
練習エリアは限られているため、選手の皆さんは周囲の状況を確認しながら、譲り合って安全に練習するようお願いいたします。
ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします!


※当日の天候や路面状況によっては、一部使用できないセクション・エリアが発生する可能性がございます。
今後の天候状況により、スケジュールや内容が変更となる場合は、改めてアナウンスさせて頂きます。
2026年8月26日情報更新:
9月5日(土)、大分駅前広場・北口広場にて開催される「AJSA2026九州地区アマチュアサーキット第3戦 」のヒート表&タイムスケジュール(確定版)が公開されました!
前日の出場選手の練習時間は13:00〜19:30です。 ※準備の都合上オープンが遅れた場合はご了承ください。
2026年8月5日情報更新:
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AJSA2026 九州アマチュアサーキット第3戦@大分駅府内中央口広場 supported by 大分市のエントリー受付が8月10日(月)12:00より開始します!!
<エントリー受付期間>
2026年8月10日(月)12:00〜 2026年8月23日(日)18:00まで
<エントリー受付URL>
https://liveheats.jp/ajsa
<エントリー方法の手引き>
https://ajsa.jp/entry/2023entry.pdf
<エントリーについてよくある質問>
https://ajsa.jp/faq/


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